馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

弥生賞振り返り。日本人騎手の技術レベルにはもう少し危機感を持った方がいい。

有力2頭がともに自滅で波乱の決着。

「コンセプトの戦い」とは何だったのか。

 

 

chisou-horse.hatenablog.jp

 

レースの結果と経過は以下を参照。

news.netkeiba.com

レース序盤からラストドラフトが

先頭に立つのは予測通りながら、

道中きっちり折り合っていたかというと

そうでもなく、4コーナーを回った時点で

もう足が無くなっていたようでした。

申し訳ないですが、ルメール騎乗であれば

もっとまともな競馬をしていたのではないかと

思わせられるような、代打・田辺騎手の

騎乗でした。ペースコントロールの拙さは、

AJCCのジェネラーレウーノを

みているようでした。

 

本日のルメール騎手の落馬負傷による

全レース乗り替わりに対して、こんな

ツイートがありましたが、

twitter.com

正直全くその通りだと思いました。

 ※2~3着取りこぼしが、もしもルメール

  ならば勝っていたとすると、1日あたり

  3~4勝というペースにもピッタリ

  当てはまってしまうわけで…。

 

前半6レースまでは、恐らく乗り替わりが周知される

手前の夜間発売で 売れたのか、全レースで

騎乗予定馬が1番人気(恐るべし!)ながら、

4Rの除外はノーカウントとしても実際に

勝ったのは1頭のみ。この結果を嫌ってか、

後半7R以降は逆にルメール騎乗予定馬

1番人気ゼロ(!!)。

そして、一頭たりともその評価を

覆すことなく未勝利で終了。

かくも数字は残酷なものなのか…。

 

また、仮説ではありますがドイツ血統には

ある種の「スイッチ」があって、それが

入らないと好走は難しいのかもしれません。

2014年秋の天皇賞のエイシンフラッシュが

まさに「スイッチが入って」優勝した

良い具体例ですが、もしこの仮説が

当たっていれば、「スイッチが入れられる

騎手」が乗ってこない限りは今後のレース

では消しでいいと思います。

 

皐月賞でデムルメが騎乗することは

ないでしょうが、

もし「スイッチ入れられる系騎手」

かもしれない藤田菜七子を乗せて、

5枠より外ならば超爆穴候補に

しても良いと思います。

 

ニシノデイジーについても、返し馬から

掛かり気味で、レースでも向こう正面の

あたりで既に行きたがっていました。

それでも何とか2~3着とは僅差の

4着には粘っているので、力自体は

あることを示したと思います。

同時に、騎手の技量も明らかになって

しまった部分もあり、次走掛かるか

どうかは「ガラポン」ということも

露呈してしまいました。皐月賞では

軸に据えるのはちょっと怖いですね。

 

今回の上位3頭馬については、先行勢が

勝手に人馬ケンカして総崩れになった

ところをそのまま差し切っただけで、

次も買えるかどうかというと非常に

微妙な馬ばかり。

 

敢えて収穫があるとすれば、下記の

関係者コメントと池添騎手の

勝利ジョッキーインタビューを

並べた時に

news.netkeiba.com

news.netkeiba.com

厩舎コメントなんて言うほどあてに

ならないということが明確に

なったくらいでしょうか。

 

その他週末の振り返りは

以下の記事にて。

 

chisou-horse.hatenablog.jp