馬也ホースレーシング

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【一口馬主】3週ぶりの出走は3頭出陣。「ウマ娘シンデレラグレイ」新章も始まって充実のGW

 年始以来続いていた連続出走が今月頭に途切れてからはや3週間、今週末からGWとなりますが、この土日の東京競馬にシルブロンくん、ポレンティアちゃん、ロコポルティくんの3頭が出走。いずれも勝ち負けのチャンスがありそうです。

 

 まず先陣を切って土曜日7Rの4歳以上1勝クラス芝2400m戦に出走のシルブロンくんは、現在騎乗を休んでいる北村宏司騎手に替わり、なんと今週から短期免許来日のダミアン・レーン騎手が騎乗することになりました。

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 レースの頭数はわずかに6頭立てで、シンガリ負けでさえなければ賞金獲得という(仮に6着でもタイムオーバーにでもならない限りは奨励金ゲット)かなりおいしい状況になりました。

 レーン騎手はシルブロンくんの半兄であるメールドグラースに騎乗して、オーストラリアのGⅠコーフィールドカップを制しており、弟のシルブロンくんとも息があってくれることを願うばかり。出走頭数は6頭ながら、他の馬にはC・ルメール、武豊、川田将雅各騎手が騎乗を予定しており、ハイレベルな一戦になりそう。ここを勝ってくれれば同じく4歳春以降に上昇カーブを描いた兄に少しでも近づけるのではないかという期待も持てそうです。

 

 続いて日曜日の9R、2勝クラスの芝2400mハンデ戦陣馬特別にポレンティアちゃんが出走します。前走見事に勝ち切った東京芝2400mコースで、しかもハンデに恵まれて今回は53キロでの出走となるため、昇級初戦から好走が期待できます。

 騎手については前走騎乗のC・ルメール騎手が当日阪神で天皇賞に騎乗のためにおらず、今回は津村明秀騎手の騎乗となります。津村騎手には1月末にスノーグレースちゃんを勝ち上がらせてもらっており、個人的には縁起のいい騎手です。

 レース当日の天候はまだ不透明ですが、前走1着時は雨のやや重、デビュー戦を勝利した際は札幌の洋芝と、時計のかかる馬場はしっかりとこなせそうで、5歳春になってようやく馬体も充実し始めてきた今ならば、いい結果を期待したいです。

 

 最後は日曜最終12Rの2勝クラスダート1300m戦に出走のロコポルティくん。2走前の2勝クラス昇級初戦以来の東京遠征で、今回もその時と同じく戸崎圭太騎手の騎乗となります。

 前回の東京ではスタートでつまずいて後手を踏んでしまったものの、最後にしっかりと脚を伸ばして2着に健闘。その際に競り落としたコパシーナは先週このクラスを勝ちあがっていますので、ロコポルティくんも続いてくれることを期待したいと思います。

 

 また、こちらも久しぶりで、今日発売のヤングジャンプにて『ウマ娘シンデレラグレイ』の新章がスタートしました。

ynjn.jp

2022年5月8日まで全話無料公開中ですので、この機会にぜひ。

 

 今週から「永世三強編」ということで新たにイナリワンも登場。88年の全日本サラブレッドC(作中では全日本ウマ娘C)から物語が始まりますが、そこに史実におけるこのレースの勝ち馬であるフェートノーザンらしきウマ娘ができたのが個人的な高まりポイントでしたね。

www.jbis.or.jp

 フェートノーザンは80年代終盤にダート最強馬の一頭として君臨した馬ですが、同時に「悲劇の名馬」としても知られます。今回かなりガッツリ出番があり、イナリワンや柴崎トレーナーとの絡みもあったので、オグリキャップと今後どう絡んでいくのか(実際には全く接点がなく、かろうじて安藤勝己騎手騎乗くらいの共通点しかないですが…)、その過程で、この悲劇の名馬がウマ娘の世界でどのように「救済」されるのかに注目していきたいと思います。