馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

【一口馬主】DMMセレクトセール落札1歳馬をじっくり見ていくぜ(その3)。

 今週障害を使うって言ってたスターズプレミアくんが、結局障害はナシよ、となって来月のHBC賞に回ることになったため、結局7月の出走は打ち止めでございます。なので、1歳馬を眺めていこうと思います。

 

 というわけで、今回もDMMの1歳馬の中から気になる馬を見ていこうと思うのですが、やはり「ロマン」的に気になるのはグローリーヴェイズの半弟、メジロツボネの2021でしょう。

banusy.dmm.com

 

 兄グローリーヴェイズはディープインパクト産駒ですが、本馬は一つ上の兄エゾダイモン同様に父がハーツクライへと替わり、そのハーツクライもこの1歳世代がラストクロップということで、海外GⅠ馬の下&大種牡馬のラストクロップということで、セリ値ももっと上がるのかと思いきや、7月上旬時点で410㎏ほどの小柄な馬体が嫌われたのか、それほど高くはならず7800万円での落札となりました(エゾダイモンは1億8150万円)。

 

 歩様動画を見てみると、確かに1月生まれにしては小さく映り、体高もいまだ150㎝に満たないようで、その点では今後もう少し大きくなってくる余地は残していそうですが、もしかしたら出走馬体重は430㎏前後になるかもしれないですね。

 

 とはいえ、兄のグローリーヴェイズもデビュー戦は432㎏で、現在は460㎏台まで馬体が大きくなっているので、極端に小さすぎて走らないかも…ということはないように思われます。ハーツクライ産駒でもあるので、年齢を重ねて急成長を遂げる可能性もあります。問題は、未勝利戦開催期間に勝ち上がりが間に合うかどうか、ではありますが…

 

 また、歩様の点では若干骨盤が開き気味なのか、ドタドタっとした後ろ脚の運びが気になりました。おそらく、ハーツクライ産駒に見られるよくないポイントの兆候かもしれず、今後左右のトモのバランス差が出てくるかもしれません。このタイプのハーツクライ産駒は、調整が難しくなり、レース間隔も詰められず、また、展開に大きく注文がつくなどなかなか厳しいと言わざるを得ません。ワタクシの出資馬でいうとポレンティアちゃんがこの傾向にあります。それでも、GⅢ3着と1勝クラス勝ち上がりはしてくれていますが…

 

 なので、この馬についてはロマンあり、ただし同時に大きめのリスクもあり、といったところでしょうか。グローリーヴェイズやメジロ血統のファンならば…という感じですかね。