【一口馬主】スノーグレースちゃん1着。これで抽優3世代連続勝ち上がり!
今の5歳世代から導入されたシルクの抽優制度ですが、この制度を利用して出資したワタクシの出資馬としては、1年目のポレンティアちゃん、2年目のビジューブリランテくんちゃんに続き、今回は新馬勝ちとはならなかったもののスノーグレースちゃんが勝ち上がったことで、制度導入以来3世代連続での勝ち上がりとなりました。
お写真はTwitterより、だいゆいさん撮影の物をお借りしております。
だいゆいさん、掲載許可いただき誠にありがとうございます。
今回も枠入り前からカッとなりそうなところを見せ、鞍上の津村明秀騎手によればゲートの中でもかなり落ち着きのないそぶりを見せていたスノーグレースちゃんですが、大外枠で最後の枠入り&すぐにスタートだったのが幸いして、大きな遅れもなくスタートを切ると中団を追走して、4コーナーから徐々に進出を開始します。
直線入り口で先に外からまくって上がっていっていた3着の馬に進路を閉められるものの(これがなかなかフェアな閉め方で、野中悠太郎騎手も技術を上げてきているのだなあと、翌日のリフレイムでの勝利も含めて思ったり)、そこから馬群を割る形で進出。並びかける際にはシンコウウインディ張りに隣の馬にかみつきにいきそうな動きも見せるなど、激しい気性が負けん気の形でいい方向に出ました。
坂を上ってからは5頭併せの状態になったものの、そこから手前を変えてさらにひと伸び、ゴールでは2着に1馬身差をつける強い内容での勝利となりました。
この後はいったんリフレッシュのため放牧に出るようで、勝ち上がったことで焦って使う必要もなくなったので、中山2開催分をスキップして次回の東京開催あたりで次走になりそうでしょうか。2回東京前半の3歳1勝クラスはほとんどがダートのレースのようなので、ここで使えればいいんじゃないかなと思ってます。
このほか、土曜日に出走の2頭も非常に惜しい競馬でした。特にバックスクリーンくんの未勝利戦は砂をかぶらないコース取りから残り800mを追いとおすロングスパートを発揮、ゴール前で減量(永野猛蔵)騎手騎乗馬の逃げ込みをきっちりとらえる完ぺきな競馬を見せたものの、その後ろから追い込んできた単勝万馬券の追い込み馬にかわされ2着。M.デムーロ騎手にとっても斉藤誠調教師にとっても歯が身をするほどの悔しい結果になりましたが、勝ち上がりは近そうで、このまま足元に問題なければこの開催のうちにもう一度使うようなので、そこでの勝ち上がりを大いに期待したいです。
土曜採集に出走のシルブロンくんも、前半1000mが56秒台のハイペースの中、無理に追走せずに上がり最速の脚を使って4着。惜しむらくはもう少し前の位置取りで競馬ができていれば…ですが、早いペースでなし崩しに脚を使ってしまっては入着もおぼつかないので、今回に関してはやれることはやり切ったといえるでしょう。久々に手が戻った北村宏司騎手とも相性がよく、是非継続して騎乗してほしいところ。こちらも足元が問題なければこの東京開催で続戦とのこと。既にかなり馬主孝行な馬ですが、もう一つ上のクラスで走ってくれればさらに言うことはありません。