馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

【一口馬主】バックスクリーンくん1番人気にこたえて勝ち上がり!スターズプレミアくんは終始噛み合わず。

 前走2着から、必勝態勢で今回のレースにむかい、単勝人気も1番人気に推されたバックスクリーンくんですが、M.デムーロ騎手のエスコートに見事にこたえて1着!この3歳世代の出資馬ではスノーグレースちゃんに続く2頭目の勝ち上がりとなりました。

 

 一方、土曜小倉メインの大濠特別に出走したスターズプレミアくんは、いつも通り好スタートを決めながらもなぜか控える格好になり、その結果束に終始絡まれ大きな不利も受けながら全くレースに参加できず18頭立ての17着に。全く競馬をしていないのでノーカウントでもいいと思いますが長距離遠征も含めて疲労はあると思いますので、しっかりと立て直し機関を取る必要がありそうです。

 

 さて、バックスクリーンくんですが、GⅠフェブラリーS当日にもかかわらず入場券を確保することができましたのでカメラをもって東京競馬場に臨場。レース前には雨も上がってくれたので写真も思う存分に撮ることができました。

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 馬体重は前走より4キロ落とし、使ったなりに絞れてきていました。踏み込みもしっかりしていて出走メンバーの中では抜けた存在のように見えましたが、レース後の斉藤誠調教師のコメントによれば出否ギリギリのコンディションだったそうで、それでもあれだけ見栄えのする馬体なのですから、やはり持っているものはいいのでしょう。

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 返し馬では馬場に出てきたところでややうるさい様子を見せましたが、M.デムーロ騎手がうまくなだめてキャンターに降ろした後はしっかりとした足取りで走れていました。この辺もやはり、疲れが若干あったのかもしれないですね。

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 スタートは五分からやや立ち遅れ気味の発進でしたが、これはかねがね言われているまだトモに弱さがある故のゼロ加速の弱さによるものと思われます。

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 1コーナーまでにはしっかりと二の足がついて5番手で道中を進み、折り合いもばっちりついているように見えました。

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 最後の直線ではしっかりと脚を伸ばしつつ、まだ集中しきれていないことから早めに抜け出すことはせずに内外両方に馬を置いての3頭併せの状態から、ゴール前できっちりとクビ差抜け出す強い勝ち方を魅せてくれました。レース後のM.デムーロ騎手の喜びようもすごかったようで、この馬に思い入れを持ってくれていることがよくわかります。

 

 今回まで年末から4戦続戦してきたので、この後は山元トレセンに放牧に出る予定です。リフレッシュとさらなる鍛え直しの時間を十分に確保し、適鞍と思われるコースとM.デムーロ騎手の予定の確保を考えると、おそらくですが、中山2開催分はスキップして次回の東京開催で次走、という感じになるのではないでしょうか。

 

 今回勝ったダートの2100m戦だと、開催中盤の5/14土曜日の7Rに1勝クラス戦が組み込まれています。できれば古馬と混合になる前の「3歳1勝クラス」で1層くらいはしてほしい、願わくば連勝で先々のレース選択を楽にしてほしいと思いますが、まずは今回の勝利を喜びつつ、バックスクリーンくんの殊勲をねぎらいたいと思います。