【一口馬主】ビジューブリランテくん大敗の一方、ソナトリーチェちゃんの主な勝ち鞍が「ハルキくん☆ワカちゃん結婚記念」となる。

　正直どこのどなたかは存じ上げませんがご結婚おめでとうございます。ソナトリーチェちゃんにとっても紆余曲折を経まくりながらの初勝利でございます。

　先週末はJRAのほうでビジューブリランテくんの出走がありましたが、結果としては17頭立ての14着と大敗を喫してしまいました。

　そたーとはやや立ち遅れ気味だったのですが、そこから気合をつけて道中2番目に着けたところが、結果としてはオーバーペースとなってしまったようで、2ハロン目のラップタイムが1勝クラスで水を含んだ馬場で10秒8ではいかにも速すぎて、最後の直線でズルズルと下がってしまったのも道理です。

　鞍上の松山弘平騎手によれば、スタートで促した後は身を噛んだまま息が入らずに行ってしまったのが大きな敗因のようで、前進気勢の強さがやや悪い方向に出てしまっているようです。次走距離短縮の進言もありましたが、スピード能力よりは気性面からの震源ということで、仮に距離短縮をしたとしてそれが奏功するかは微妙なところです。

　そしてワタクシ、思いっきり枠番を間違えていました。タイムトゥヘヴンくんと同じ4枠7番と申しておりましたが実際の枠番は5枠10番でした。どこで何を間違えたのでしょう…。

　そして、11/2火曜日の名古屋競馬には、JRA抹消後、出戻りを狙って名古屋競馬に転籍したソナトリーチェちゃんが移籍後初戦を迎え、なんと2着馬に2.2秒もの大差をつける圧勝劇を見せました。

　騎乗した宮下瞳騎手が「跨っていただけで何もしていない」とコメントしたトーリ、ゲートをですとスッと行き脚がついて先頭に立ち、3コーナー過ぎからは軽く合図を送られただけで一気に加速して後続を突き放しました。

　相手関係に大いに恵まれたのは間違いないですが、JRAの頃からは想像もつかないような好内容の競馬でした。

　川西調教師によれば、調教の動きからは長いところの方がよさそうに見えるがホンイツ的には短いところの方がいいということで、その見立てがバッチリ当たった結果とも言えます。

　現時点で次走は未定ですが、年内にもう1つ勝てればJRA再転入の資格が得られるので、体調のケアはしっかりと行いつつ、あと2か月の間にもう1走して、そこも首尾よく連勝してくれれば、と思います。

　一方で、コーナー4つの単距離をこれだけこなせるならば、JRA再転入ではなく賞金の高い他地域に移籍して地方馬として走り続けてもいいような気もしています。まあ、JRA2度の再転入は不可ですが、2度目の地方転出は可能なので、まずはJRAに復帰してもらって、そこでもうひと頑張りしてもらいたいものです。