馬也ホースレーシング

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2週ぶりの出走、シルブロンくんメトロポリタンSは将来を大きく左右する一戦。

 先週は出走馬がありませんでしたが、今週はシルブロンくんとソナトリーチェちゃんの2頭が出走を予定しています。先々週はビジューブリランテくんが馬主孝行なところを見せてくれての4着でしたが、今週はともに人気上位での出走となりそうです。

 

 まず今週のメインイベントは、2月のGⅢダイヤモンドS3着以来、リフレッシュを挟んで改めてのオープン挑戦となるシルブロンくんのメトロポリタンSです。

 

 前走は、3400mの距離がやや長かったのか、残り200mあたりから脚が上がってしまったような感じになり、それでも勝負根性を見せて何とか3着に粘りこんでくれましたが、レコード決着のダメージはそれなりにあったようで、レース後に球節に熱を持ったことでいったんノーザンファーム天栄に放牧しての立て直しとなりました。

 その立て直しの関係で、先週の天皇賞・春への出走はかないませんでしたが(フルゲート割れの17頭だったので、エントリーすれば出られはしたものの)、改めて今週の、ここまでのキャリアで2勝を挙げている東京競馬場の2400mでの再出発となりました。

 鞍上は、C.ルメール騎手が日本時間同日朝のケンタッキーダービーでデルマソトガケに騎乗するための渡米しており不在につき、短期免許来日中のD.レーン騎手が騎乗することになりました。レーン騎手については昨年5月に1勝クラスを同じコースで勝ち上がった際に騎乗経験があり、シルブロンくんの兄でもあるメールドグラースへの騎乗もおなじみです。すくなくとも、この部分については何の懸念もありません。

 レース当日は雨で馬場が大きく渋りそうで、稍重までは経験があるものの、それ以上の道悪は経験がないので、この辺りがどう作用するかと、ここ2走が55キロで出走だったところ今回は57キロになるところが懸念ではありますが、先々を考えるとここでしっかりと乗り越えてほしいと思います。

 また、このメトロポリタンSは、昨年は同じシルクのヴァイスメテオールが今回シルブロンくんに騎乗するD.レーン騎手を背に制したレースでした。ヴァイスメテオールはそのあと宝塚記念に向かうプランだったものの、調教中に故障を発生し、予後不良の診断を受けてしまいました。志半ばに終わってしまった同クラブ所属馬の宝塚記念挑戦を、ぜひこの馬に継いでほしいと思います。もしもここを勝って宝塚記念挑戦となれば、最大にして最強のライバルと目されるのは、やはりシルクの勝負服で、しかもヴァイスメテオールの弟であるイクイノックス。ドラマがありますね。

 

 そしてもう一頭、ソナトリーチェちゃんは当初新潟6Rの牝馬限定1勝クラスへの出走を目指していましたが、投票が込み合ったことから同じくダート1200mの12Rに回ることになりました。西村淳也騎手が新潟で騎乗しないため、今回は藤岡佑介騎手が騎乗することになります。

 当初の牝馬限定戦から予定は変わったものの、出走メンバーのうち牡馬はわずか3頭で、あまり6レースと大差がない感じになったのもラッキーといえそうです。枠番も3枠5番で内過ぎず外過ぎず、やや内目のいい枠がもらえました。スタートしっかり出られれば十分に走破圏内と思いますので、まずは最初の一歩に集中してもらいたいところです。