馬也ホースレーシング

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【ダイヤモンドS】シルブロンくん、重賞初挑戦は春天勝負駆け!

 昨年末のグレイトフルSを快勝しオープン入りを果たしたシルブロンくんは、左回り適性と長距離適性を見込まれ、今年最初のレースは年に唯一このレースだけで使われる東京の芝3400mでのGⅢ・ダイヤモンドSとなりました。

 

 このレースにはシルブロンくんのほかにもシルクホースクラブ所属の馬が2頭(スタッドリー、レクセランス)が出走をしており、シルブロンくんにC.ルメール騎手が騎乗するほか、あとの2頭もT.バシュロ騎手とフェブラリーS騎乗で来日中のJ.モレイラ騎手を鞍上に配しての勝負駆け、本日イクイノックスのドバイシーマクラシック遠征が正式に決定=春の天皇賞には出てこないことから、さながらこのレースがシルクホースクラブにとっての春の盾獲りオーディションの様相を呈してきました。

 

 この3頭の中では一番後にオープン入りしたシルブロンくんですが、昨年5月の1勝クラス勝ち上がり以降はここまで4戦3勝2着1回と非常に安定して好走を見せており、勢いはシルクの3頭どころか出走メンバーの中でも1・2を争うほどです。

 

 勢いの点でいうと、前走格上挑戦で3000m戦の万葉Sを勝ったミクソロジーも侮れませんが、長距離戦のレコード走破から2か月連続での3000m超級出走は馬の負担も大きそうで、斤量もシルブロンくんの55キロより1キロ重い56キロでの出走のため、つけ入るスキは十分ありそうです。

 

 となると、あとはシルブロンくん自身の仕上がり次第ですが、最終追い切りは稲垣幸雄調教師を背にウッドコースで直線強めに追ってラスト1ハロン12.2秒と、終いのラップはそこそこではあるもののしっかりと加速ラップを踏んでハミも取れていたので体調は問題なさそうです。あとは馬体重が500キロをわずかに切るくらいのところまで絞れてくれば、フィジカル面では文句のつけようなしといえるでしょう。

 

 春の大勝負に向けて、ここは是が非でも賞金加算をしていきたいところです。