馬也ホースレーシング

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急遽出走のクロニクルノヴァくんちゃん、今回はテスト要素強めか

 明日2/12の阪神9R芝1600mの1勝クラス戦に急遽クロニクルノヴァくんちゃんが出走決定、6枠12番からの出走で鞍上はテン乗りとなる松岡正海騎手です。好枠をゲットして更に得意コースに変わって距離短縮とポジティブな要素はそろっていますが、今回はテスト的要素が強いように思います。

 

 前走11着に大敗ののち、去勢を経ても途中でレースをやめてしまう癖が抜けていないと判断されたクロニクルノヴァくんちゃんですが、頭の高いフォーム矯正の意味合いも含めてか、この中間には西谷誠騎手騎乗で障害練習も行っていたようです。飛越技術もまずまず悪くないようで、このまま試験を受けて合格すれば障害転向…かとも思ったのですが、どうやらフォーム矯正の結果前進気勢も生まれてきたようです。

 

 武幸四郎調教師も「除外されるかもしれないけれど使えれば使いたいので」と言うスタンスでの出馬投票、最終的にフルゲートの18頭を割る17頭の出走となったため弾かれることなく出走決定となりました。

 鞍上の松岡正海騎手は関東所属で、もちろんクロニクルノヴァくんちゃんには乗ったことがないので、急遽出馬投票を考えたタイミングで、当日阪神にいて空いている騎手…という人選なのではないかなと思います。

 

 今回改めてレースを走らせてみて、やめてしまう癖が本当に矯正されたのかを試して、改善されていれば引き続き平地で戦っていく、ダメならば障害転向、ということになるのではないでしょうか。今回については、着順よりもここが大事なのではないかと考えています。

 

 前走から中1週での出走で、かなり間隔を詰めて使っていますがそれでも馬のフィジカル自体はへこたれることがないのですから、タフというよりむしろ、やはり毎回本気で走っていないということなのでしょう(特に前回)。今後息長く競走生活を続けてもらうためにも、ぜひともこの悪癖は改善をしてほしいところです。