馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

タイムトゥヘヴン京王杯SC。今週も雨なのかしら。

 先週はシルブロンくんとソナトリーチェちゃんの出走がありましたが、当日はあいにくの雨、しかも、取った東京競馬場の指定席がスタンドの端の屋根のかかっていない部分で水浸しだったため、やむなくスタンド内の大型モニターでレースを見ていました。

 

 そんなコンディションの中メトロポリタンステークスに挑んだシルブロンくんですが、のちに稲垣幸雄調教師もコメントしていたのですがパドックではいつもより大人しい印象を受けました。とはいっても元気がないといった感じではなく、盛んにしっぽを振っていたことからも、雨粒が体に当たるのが嫌だったのかもしれません。馬がしっぽを振るときは、ハエやアブを追い払う時で、それと同様に雨粒を払おうとしていたのかもしれません。

 

 そのようなメンタルでのレースとなったため、スタートからあまり進んでいく感じもなく、1コーナー入り口ではストライドもいつもより小さく見えたので、渋った足元もあまり得意ではなさそうです。それでもD.レーン騎手が何とか競馬に参加させようと頑張ってくれたものの最終的には奨励金獲得圏内とはいえ8着。戦前の期待には大きく届かない結果となりました。

 

 悪天候の出走だけに競馬を使ったなりのダメージもあったようでレース後は放牧、改めて立て直しとなりました。夏競馬で1走くらい使えるかもしれませんが、距離的に適鞍になりそうなのはともに札幌2600m戦となる札幌日経オープンと丹頂ステークスくらいになります。タイミング的にルメール騎手が北海道にいそうなので、そこから改めて立ち上げ、というのも悪くはないのではないでしょうか。

 

 もう一頭、新潟最終の1勝クラスに出走したソナトリーチェちゃんは今回もスタート良く、逃げ馬に雁行するように位置取りをして、最終直線でもしっかり粘っての3着となりました。すっかりこの形でのレース運びが板についてきて、結果も安定してきています。コンスタントに賞金を獲得してくれる馬主孝行な一頭となりました。レース後の状態も良好で、獲得した優先出走権をもって、中1週で来週の土曜新潟最終の1勝クラス戦に、鞍上斎藤新騎手で向かうようです。再びの好走を期待します。

 

 そして今週は、我が馬也ホースレーシングのエース、タイムトゥヘヴンくんがGⅡ京王杯スプリングカップに向かいます。前走はダービー卿チャレンジトロフィーで9着に敗れましたが、スタートから以前より配置が取れるようになったことと、そのうえで、道中はしっかり前に馬を置いた方がいいことが分かり、やるべきことの解像度が上がったのは大きな収穫で、今回も大野拓弥騎手を背に重賞2勝目を狙います。

 

 当日は先週に引き続き雨の可能性があるようでその部分が心配ですが、小雨のやや重の東京競馬場はデビュー2戦目に経験しており(戸崎圭太騎手鞍上で4着)、ある程度はこなせると思いますし、8枠17番も、コース代わりとはいえ今週から最内になるあたりも先週までにすでにかなり傷んでいる状態なので悪くはないと思います。だいぶ人気も落としそうなので、気楽に一発を狙ってほしいところです。