馬也ホースレーシング

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【一口馬主】タイムトゥヘヴンくん京王杯SC7枠9番。ソナトリーチェちゃんも勝ち上がり期待。

 前走GⅢダービー卿チャレンジトロフィーで初重賞制覇を達成したタイムトゥヘヴンくんが、この春の大目標である安田記念に向けて京王杯SCに出走、1勝クラスの勝ち上がりが見えてきたソナトリーチェちゃんも同日新潟最終レースに出走します。

 

 すでに賞金的には安田記念の出走は問題なさそうな位置につけているタイムトゥヘヴンくんですが、コンスタントにレースを使っていった方がコンディションが整うタイプのためここを使って母キストゥヘヴンと同じローテーションで安田記念に向かいます。

 

 鞍上は前走で好騎乗を見せ、安田記念の後にはフランスへ武者修行に旅立つことが発表された大野拓弥騎手が今回も継続騎乗となります。

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 前回の競馬で「位置を取りに行ってもダメなので、最初から割り切って後方待機」というスタイルが見えたことで、今回もスタートの出にかかわらず後ろから進めることになるでしょう。もちろん、出遅れはスタート直後に促さねばならないロスがあるのでできれば避けてほしいところです。

 

 当日昼頃までは雨予報で、馬場状態は重~稍重が予想されます。デビュー2戦目で稍重を走って4着となっていますが、2歳未勝利戦と古馬重賞では「別の競技」といっても差し支えないくらいレースのレベルが違うのでほぼ参考にはならないでしょう。

 

 血統的には脚元については十分こなしてくれそうなイメージはありますが、顔や首のまわりに何かがまとわりつくのを嫌がる馬なので、キックバックを受けて進んでいかなくならないかだけが心配です。

 

 頭数は12頭とやや少なめになりましたが、前走でも一緒だったリフレイムに加えてメイケイエールもいるのでペースはそれなりに流れそうですから、そこはタイムトゥヘヴンくん向きといえそうです。

 

 まあ、とはいえ、今回はあくまで前哨戦であり、このレースはスプリンターにとっては春シーズンの締めでメイチで出てきたりもするので、あまり着順は気にせず無事に回ってくることと約1年ぶりの東京競馬場への行き帰りに慣れてもらえれば今回は合格といえるのではないでしょうか。追い切りでいい時計が出ているだけに、多少は上の着順も期待しますけどね。

 

 そして、土曜新潟12Rに出走するソナトリーチェちゃんは、ここ2戦の好走時に鞍上だった西村淳也騎手継続騎乗で勝利を狙いに行きます。

 

 実力的には1勝クラス卒業のめどは立っており、懸念されている競馬場までの輸送についても新潟競馬場は前日輸送が可能なはずなので、万が一機嫌を損ねるようなことがあっても、翌日夕方のレースまでにはなだめることもできるのではないでしょうか。