馬也ホースレーシング

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【ウマ娘】シンデレラグレイ ジャパンカップ終了!それぞれの「未来」が見える良いエピローグ

 88年のジャパンカップ編が先週レースの方も決着を見せ、エピローグとなる今週分のエピソードをもって完結しました。事前予想通り、10月いっぱいでジャパンカップを終わらせて、年内いっぱいで有馬記念編を…という事前予想は今のところ当たっていますね。

ynjn.jp

 

 先週のエピソードで決着したジャパンカップのレース本編は、原作の通りペイザb…もといオベイユアマスターがタマモクロスを徹底的に意識して張り巡らせた策をもってわずかに押し切っての勝利、タマモクロスは惜しくも2着。末脚にかけるレースに切り替えたオグリキャップも追い込んだものの3着。タマモクロスとの着差は天皇賞・秋と同じ1バ身1/4差でした。

 

 ゴール直線、「領域」突入一歩手前のところまでやってきたオグリキャップですが、今回は突入ならず、おそらく、原作では初のGⅠ制覇となる有馬記念で突入することとなるでしょう。この辺りも今のところ以前の展開予想と変わらないですね。

 

 そして、そんなオグリを画面越しに観ていたディクタストライカも、オグリが領域一歩手前まで来ていることを察したようで、こちらも各所で予想されていますが、ディクタストライカはすでに領域を体感していて、おそらく、その代償についてもわかりかけているのではないかと思われます。原作通りであればこのジャパンカップの1週前のマイルCSを制しているので、そのあたりがどのように描かれるのか、そして、どういう過程を踏んで有馬記念に向かうのかが楽しみです。

 

 今週描かれた外国勢の帰国ないしは滞在延長エピソードも、この先のそれぞれの歴史を示唆する内容でした。まずNZ代表のエラズリープライドは「ジャパンカップ制覇はニュージーランドの夢、いつか必ずこの夢をかなえるものが現れる」とゴールドシチーに言い残して日本を発ちました。これが来年の「事件」の伏線であるのは間違いないですが、その事件が一体何なのかはまたその時が来たら…。

 

 このレース12着に敗れているゴールドシチーですが、このエラズリープライドのセリフを引き出すための配役として、十二分以上の仕事をしたといえるでしょう。もちろん、原作ではありえないエピソードなのですが、漫画のシナリオとしてより原作を引き立たせる味付けとしてはかなり良かったと思います。

 

 そして、どうやら骨折療養からそのまま日本に永住することになりそうなトニビアンカさん。ご存じの通り原作のトニービンはその後日本でリーディングサイアーとなり、特に東京競馬場のGⅠ競走では産駒が大活躍、ウマ娘化されている中でもウイニングチケット(93年東京優駿)、エアグルーヴ(96年優駿牝馬、97年天皇賞・秋)、孫の世代でアドマイヤベガ(99年東京優駿)、トーセンジョーダン(2013年天皇賞・秋)が東京競馬場で栄冠を手にしています。彼らがもしかしたら、以前後ろ姿だけ出演したテイエムオペラオーのようにどこかで出てくるかもしれないことを期待しましょう。

 

 次の決戦は、タマモクロス・オグリキャップそれぞれの部屋のカレンダーに赤丸が記された12月25日、有馬記念となります。アニメ1期ではプリティー要素満載のドーナツ早食い競争として描かれたこのレースが、シンデレラグレイではどうなるでしょうか…。