馬也ホースレーシング

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【一口馬主】5/22のスターズプレミアくんは2枠3番発進。ほか、入厩やら脱北やら多数。

 久々のレースとなるスターズプレミアくんの5/22中京8R4歳以上1勝クラスの枠番は、2枠3番となりました。まずまずの好枠といえそうです。そして、放牧勢がどんどん帰厩したり、バックスクリーンくんの脱北があったりなどそこそこにぎわってます。

 

◆どこまでやれるかスターズプレミアくん

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出典:netkeiba

 年明けに現級昇級初戦を走って以来、約5か月ぶりの実践となるスターズプレミアくんですが、前回がキャリアワーストの12着で、そこからの立て直しに5か月、前々走の未勝利戦勝ち上がりから前走まで約半年の間隔があいたりなど、都合1年間まともに競馬を使えていない馬なので、そもそもどこまでやれるのか、というのが焦点になると思います。

 

 この1年間何をやっていたかというと、ハミを噛んで抑えが利かない状態になることの改善に取り組んでいたわけですが、結果としては収まりがつくようにならず、育成担当も手詰まり状態となっての今回の競馬となります。

 

 抑えられないのならば、気風よく前に行ける騎手を乗せていけるところまで行くしかない、ということで、今回は逃げる競馬に定評のある団野大成騎手の騎乗となりました。

 

 枠の並び的にはうちの2頭とも前に行きたいタイプではなく、外からもかぶせられそうにないので、いつも通りのゲート好発を決めれば(この辺も、走り出したら止まらないゆえのものなのかもしれません)ハナを奪うことはできるでしょう。

 

 週ナカの天気から、明日のレース時間の中京競馬場ダートコースはおそらく主か不良になると思うので、前に行ってキックバックをかぶらないのは間違いなくプラスといえそうです。あとはどこまで粘れるか、ですが、もう実践でやってみるしかない状況ではあるので、開き直って走ってくれればと思います。

 

 

◆その他、移動馬多数の今週

 今週は、トレセンの出入りや2歳馬の脱北などが相次いで、かなり忙しい感じでした。まず、先週の3歳1勝クラスで2着だったビジューブリランテくんは、レース後やや馬体に張りが出たようでノーザンファーム天栄に放牧、ケアをしつつ様子を見て次走以降のプランが練られることになりました。

 

 これと入れ替わるように5/2の未勝利戦2着後放牧に出ていたシルブロンくんが水曜日に美浦・稲垣幸雄厩舎に帰厩。十日競馬で5/29ダービー前日の未勝利戦に挑む予定となっています。前走2着の優先出走権があるので、出走自体はほぼ当確と言っていいでしょう。

 

 同タイミングで、ノーザンファームしがらきで調整していたロコポルティくんも栗東・西園正都厩舎に帰厩。レースはまだ決まっていませんが中京開催の後半か次の阪神開催で使いたいとのことです。

 

 中京競馬場はデビュー戦で内ラチに突っ込んで競走中止という苦々しい思い出がありますが、いつまでも避けてはいられないということで、馬自身の精神的な成長にも期待がかかります。また、馬体が未熟で対応できていなかった芝スタートについても、克服していかないと使えるレースが限られるため、この辺りも試練となってくるでしょう。

 

 さらに、まだ使うレースは決まっていませんがソナトリーチェちゃんも栗東・奥村豊厩舎に帰厩しています。

 

◆バックスクリーンくん、脱北

 社台ファームで乗り込みが続けられていたバックスクリーンくんが、まずは宮城県の山元トレーニングセンターに移動しました。ここでしばらく調整を行ってから、美浦・斎藤誠厩舎に入れてゲート試験に臨むようです。

 

 育成担当コメントから脱北はもう少し先かと思われましたが、細心の調教映像では坂路をハロン12秒台で駆け上がっており、思いのほか馬体もできつつあるのかもしれません。

 

 とはいえ、まだ背腰に疲れがたまりやすいようで、もう少し馬体の成長も必要そうですから、焦って競馬に使うことなく、秋口以降のデビューでいいのではないかなと思っています。