【一口馬主】DMM2019年産募集馬 全頭検査だッ！？（その１）
7/20に募集馬のラインナップが発表されていたDMMの2019年産ですが、この度価格が発表されました。いずれも手ごろに複数口の出資ができそうな価格帯で、血統や馬体に見どころのある馬も多くいるように思います。
しかも、今年の募集は超大胆なキャッシュバック施策もあります。
4口分までがキャッシュバック適用との事なので、2口（1000分の1）×2頭か4口（500分の1）×1頭で行くか迷うところですが、これについてはシルクの抽選結果が出てから考えようと思います。
今回のラインナップも例年通りの少数精鋭で総勢10頭。牡牝それぞれ5頭ずつの募集となっています。これから、毎日牡牝一頭ずつ全頭レビューしていこうかと思います。まず本日は以下の2頭。
◆パンデイアの2019（牡 父・モーリス）
一口価格26,000円（2000口） 募集総額5,200万円
美浦・大竹正博厩舎
馬体重：450㎏ 体高：154.0㎝
胸囲：180.5㎝ 管囲：20.2㎝
馬体写真を見た瞬間にわかるほどの立派なロベルト体型。測尺の数字も現時点でかなり貫禄のあるものになっています。とはいえ、トモの形は過剰に丸みを帯びておらずシャープさを感じることもできます。基本的にパワー型なのは間違いないと思いますが、きっちり差し脚を伸ばせる馬になってくれる可能性も十分にあると思います。また、大竹厩舎はブラストワンピースからも分かる通り、大型馬の仕上げもしっかりできる厩舎なので、その点はあまり心配しなくてよさそうです。しいて言うなら、もう少し前脚の捌きというか、肩の出がスムーズになってくれるといいですね。
◆トゥザハピネスの2019（牝 父・ジャスタウェイ）
一口価格15,000円（2000口） 募集総額3,000万円
美浦・木村哲也厩舎
馬体重：470㎏ 体高：161.5㎝
胸囲：179.0㎝ 管囲：20.0㎝
この時期の牝馬にしてはかなりのサイズ感です。母父のシンボリクリスエスが伝える通りこの馬もややロベルト体型ながら、後肢の細かな部分の作りはジャスタウェイが出ているように見えます。こういう風にいうと、後肢の筋肉がしかりとついてくるまでは「足の遅い馬」という見込みにどうしてもならざるを得ないのですが、成長力のある父なので、今後十分に変わってくる可能性はあります。管のまわりの枯れ具合からは代謝能力の高さがうかがえますので、その点は魅力的だと思います。また、歩かせての関節の動きはスムーズに見えました。筋肉も程よく柔らかいと思います。牝系を見てみると、トゥザヴィクトリーのファミリーなので、クラブ的にはキタノコマンドールの近親としてゆかりのある一頭となります。
明日は、キストゥヘヴンの2019とレーヴルシードの2019をレビューします。
