【一口馬主】DMM2019年産募集馬 全頭検査だッ!?(その5)
DMM2019年産募集馬全頭レビューの最終回でございます。この中間に、DMMでの私にとっての初出資馬であったテオファーニアくんが骨折、全治6か月以上の診断を受けたことと、昨年2歳時にも骨折までは至らなかったものの同じ場所を痛めていた経緯からここで引退となりました。わずか3戦ほどでしたが、馬はよく頑張ってくれたと思います。お疲れさまでした。
それでは改めて、レビューに行きたいと思います。
◆ラヴインザダークの2019(牡 父・モーリス)
一口価格14,000円(2000口) 募集総額2,800万円
栗東・池江泰寿厩舎
馬体重:460㎏ 体高:155.0㎝
胸囲:177.0㎝ 管囲:19.9㎝
ロベルト系らしいボリューム感あふれる筋肉を持ちつつ、母父ダンスインザダークのステイヤー要素も組み込んだような足長のフレームが特徴的です。ややトモ高気味で、今後の成長も期待できそうです。
歩かせてみての背中の上下動は非常にスムーズで、力強さが感じられます。それにつならなる形で脚の出方もきれいなので、しっかりと基礎を固めれば堅実な競走生活が期待できそうですね。血統的にはどうしても晩成傾向と思われ、勝ち上がりまでには時間もレース数もある程度かかりそうに思われます。ただ、池江泰寿調教師は、同じDMMの所属馬&ワタクシの出資馬で今年の3歳世代であるスターズプレミアくんを、8戦かかりはしたもののしっかりと勝ちあがらせてくれたので、根気よく鍛えてくれるのは間違いないと思います。
◆ラヴインザダークの2019(牡 父・モーリス)
一口価格12,000円(2000口) 募集総額2,400万円
栗東・奥村豊厩舎
馬体重:446㎏ 体高:152.0㎝
胸囲:171.0㎝ 管囲:19.2㎝
ノーザンファーム×ルーラーシップ産駒×奥村豊厩舎の組み合わせは、現2歳世代で、クラブ史上初めて満口となり、ワタクシも出資しているソナトリーチェちゃんと同じ座組みとなります。本馬もソナトリーチェちゃん同様に、この時期のルーラーシップ産駒らしいトモ高の体型で、今後のさらなる成長が見込まれます。
歩様からは、母父のフジキセキの血から来るしっかりとした体幹の強さが伺え、首回りの動きもきれいな8の字を描いていることから操縦性はそれなりに高そうに見えます。
以上、全10頭のレビューをしてきましたが、昨年から2000口募集にレギュレーションが替わって以降、募集馬のラインナップが少数精鋭ながらしっかりしてきているのがうかがえ、出資者としてはとても印象がいいです。クラブ設立当初は話題先行の高額落札馬が多かったり、維持費全額先払いでの募集が引退精算の方法の面で不透明だったりなど気になる点も少なからずありましたが、もう完全に信頼できるクラブになったと言えるのではないでしょうか。
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