馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

エンプレスペイちゃん、押し切って我が出資馬久々の1着です。

 先週はエンプレスペイちゃん@函館とソナトリーチェちゃん@中京が10分間隔で走る忙しい日曜日でしたが、エンプレスペイちゃんが見事にスタートから先頭に立っての逃げ切り勝ちを決め、3歳夏競馬のうちに1勝クラスを突破してくれました。

 

 前走は同じ函館ダート1700mで、道中他馬にぶつけられて気勢を大きくそがれる不利などもあり大きく敗れていたエンプレスペイちゃんですが、いちどノーザンファーム早来への放牧を挟み何とか函館開催最終日に間に合いました。

 

 当日馬体重は前走からマイナス12キロ(前走プラス8キロなので、なかなか増減の激しい馬なのかもしれません)、パドックで馬体の様子を見ていると、数字以上に腹周りが巻き上がっているように見え、気分的にもピリピリしている様子がうかがえたので、これはどうかなと思っていたのですが…

 

 レースはスタートをしっかり決め、1コーナーまでにしっかり先頭を取り切ってくれました。ここまで来てくれればほぼ8割がたは好走かな、と思いつつ、目下の課題であるところの「道中で走行フォームが伸び切ってしまう」現象が起こらないか注視していたものの、鞍上の鮫島克駿騎手がしっかりペースをコントロールしつつ、終始フォームをコンパクトに保つような扶助をしてくれたおかげで、最後の直線までしっかりとフォームを崩さず回ってくると、迫る後続をきっちり抑えきっての1着入線となりました。

 

 エンプレスペイちゃんと同じドレフォン牝駒のスノーグレースちゃんも、ややピリピリしている時の方が好走率が高いので、ドレフォン産駒の牝馬は、多少癇性の強いところを刺激し方がいいのかもしれません。ただ、それで折り合いを欠いたり前進気勢を削いでしまっては元も子もないので、メンタルコントロールは難しいタイプなのかもしれませんね。

 

 今後については今週の馬の様子を見て決めていくことになると思いますが、まずはしっかり馬体を戻しつつ、使えるのであればお盆あたりに競馬場に戻して、札幌開催最終日最終レースに2勝クラスのダート1700m戦が組まれているので、そのあたりを狙ってみてもいいのではないでしょうか。

 

 なお、ソナトリーチェちゃんは4コーナーでパタッと止まってしまっての14着入線となりました。次はもっと短いところを使うようですが、今回については当初予定されていた名古屋競馬のJRA指定交流競走に向かってもよかったかもしれないですね…

 

 そして本日は、シルクホースクラブの1歳馬カタログが公開されました。冊子版はおそらく明日着弾すると思われますが、年に一度のお楽しみ、じっくり眺めて検討したいと思います。