【一口馬主】クロニクルノヴァくん3枠3番。試練の奇数枠で進歩できるか。
6/5の世代最初の新馬戦でデビューし6着となったクロニクルノヴァくんですが、中2週の続戦で6/26阪神第1R2歳未勝利戦への出走が確定しました。
前走はとりあえず大人しく回ってきて(返し馬では大暴れでしたが)6着フィニッシュとなりましたが、その後帰りがけに馬運車に乗るときに暴れて脚を打撲するなど、相変わらずのきかんぼうぶりを発揮しているクロニクルノヴァくん。
この中間は脚元のケアと心肺機能強化のためにプール調教を取り入れていたようなのですが、プールで泳ぐ際、人間の補助が必要なことから、これをきっかけに多少は人間の指示を聞くようになったとのこと。なんとも不思議な感じですが、まだまだ人間との信頼関係を築くのに時間がかかるということなのでしょう。
追い切りには藤岡康太騎手が騎乗しタイムは前走よりも良かったのですが、やはりいうことを聞かない一面はちらほらと顔をのぞかせるようです。さらに今回は奇数枠の3枠3番からのスタートとなり、ゲートは先入れとなるため、しっかりと駐立できるか、きっちり出遅れずスタートを切れるかも課題となってきます。
また、出走メンバーに目を向けると、注目の良血馬コマンドラインが圧勝した東京での新馬戦で2着に入ったコンクパールが回ってくるなど、なかなか骨のある馬がそろった印象も受けます。
これらを踏まえつつ、まだ競馬を覚えさせている段階なので、今回の勝ち上がりはなさそうですが、内容・着順的に前走から少しでも進歩を見せて、この後ノーザンファームしがらきへ放牧に出た際にこなすべき課題がはっきりしてくれることを願います。秋口以降に変わり身を見せて勝ち上がりを狙ってくれれば、というのが今回の展望です。