【一口馬主】スターズプレミアくん、休み明け最低保証的5着から中一週続戦へ。今週も2頭出走。

　11/6の福島競馬第6R1勝クラス戦で約5か月ぶりの実戦を迎えたスターズプレミアくんは、5着で賞金と節内優先出走権を獲得。休み明けとしては最低限ながらもきっちりと仕事をしたといえる一戦でした。

　昨年未勝利戦で福島を走った時以来となる鮫島克駿騎手とのコンビで迎えた一戦は、前走よりプラス8キロで、やや太め残りの印象を受けましたが、スタートは相変わらず五分以上の好発を決めて、3～4番手の位置にとりつきます。

　絶好のポジショニングで4コーナーを回って追い出されたスターズプレミアくんですが、ここからの伸び脚はジリジリとしていて、前をとらえきることができず、最後は流れ込むようにして5着入線となりました。

　5か月間のブランクと太目残りの馬体、他の出走メンバーが3歳馬・牝馬・減量騎手騎乗などで、自身だけが57キロの”トップハンデ”を背負わされるような形になるなど（馬齢定量戦なのに）、向かい風になる要素が多く重なった中での子の着順と、レース後に背腰に痛みを訴えなくなったことは、この5か月間の大改造の成果、成長のあかしといえるでしょう。

　帰厩後も馬体にほとんどダメージらしきダメージは出なかったということで、獲得した優先出走権で、中一週でもう一度福島で使うようです。騎手は未定ですが、池江泰寿調教師からは減量騎手の起用をほのめかすコメントが出ており、もともと気風よく前に行かせた方がいい馬なので、叩き2戦目でうまくハマってくれることを期待します。

　また、今週は土曜東京の7Rにシルブロンくん、日曜阪神の1Rにクロニクルノヴァくんが出走を予定しています。いずれも休み明けを叩いての2戦目となり、騎手もそれぞれシルブロンくんが岩田康誠騎手、クロニクルノヴァくんがM.デムーロ騎手と、いずれも継続騎乗となるので、彼らの前走からの進歩にも期待したいところです。