馬也ホースレーシング

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【一口馬主】クロニクルノヴァくん望外の2着好走。確実によくなってる!

 6/26の阪神1R・2歳未勝利戦に出走したクロニクルノヴァくん。まだまだきかん坊な一面をのぞかせるのと、トモの力がつき切っていないこと、さらに先入れの奇数枠になったことで、新馬戦よりは前進してくれれば今回はそれでよしと思っていたら、どうしてどうして、最後は根性を見せての2着好走でした。

 

 前走の新馬戦では、パドックは大人しく周回したものの、柴山雄一騎手が騎乗してからと返し馬に入ってからはうるさいそぶりを見せ、6着でレースを終えた後もトレセンに帰る馬運車に乗り込む際にさらにひと暴れと、ヤンチャぶりを発揮しまくっていましたが、今回はパドックでの騎手騎乗後も返し馬も落ち着いてこなせていたようです。

 

 ワタクシちょうどお糖尿病院の日だったので、グリーンチャンネルの中継は観られず、レースのみあとで映像を観たので、「ようです」でしかないのですが。

 

 さらに今回は、競馬場についてから馬房に入って装鞍所に向かうまでの間も大人しくこなせたようで(レース後の武幸四郎調教師のコメントより)、その点でも大きく成長できていたみたいです。

 

 中間にプール調教をやったことで、狭い場所でもじっと我慢することや人の指示に頼ることを少しずつ覚え始めた、ということですが、スタッフと馬とのコンタクトがうまくいっていることがよくわかります。

 

 レースでは今回から太めの黒いシャドーロールを装着。レース中に集中を促すことと、頭の高いフォームの矯正を意識してのことでしょうか。

 

 レースは終始気を抜かず追走ができていましたが、フォームは相変わらず頭が高いままで、太いシャドーロールと相まって、キングヘイローのような走り方をしていました。これはこれで嫌いじゃないです。

 

 また、人間とのコンタクトが良好になってきたとはいえ、まだまだムチに反抗するようなそぶりも見せたりと、さらに改善が必要なのは間違いありません。

 

 それでも、最後の最後でしっかりと末脚を伸ばして2着に食い込んだのは立派といえるでしょう。前回よりはよくなったとはいえ、スタートのゼロ加速や直線で仕掛けた瞬間にやや内に刺さったところなど、トモがまだまだしっかりしていない様子も散見されたので、この辺りも引き続きの課題でしょうか。

 

 とはいえ、使うごとに良化しているのは間違いなく、武幸四郎調教師も、馬がどんどん良くなっているので早期勝ち上がりを目指して続戦させる旨のコメントを出しています。

 

 今週から小倉開催が始まりますが、小回りのコースよりはのびのび走れるコースの方が向いていそうで、7月末からの新潟開催の初週がギリギリ今回の入着による優先出走権の有効期限になるので、使うならばこのタイミングでしょうか。

 

 想定以上に良化が早くうれしい限りです。馬がどんどん良くなっていく過程を見守るのは、一口馬主生活の醍醐味でもありますね。