馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

【一口馬主】シルブロンくん2着で鼻鳴らず!やった!

 レースの着順以上に、最大にしておそらく致命的な問題であった「鼻鳴り」がレース中に発現することなく完走できたことがうれしいシルブロンくんのレースでした。

 

 5/2の東京競馬6R出走し2着となったシルブロンくん。勝ち馬には楽逃げをされてどうやっても届かない形に持ち込まれてしまったものの、タイトな馬群をさばきながら気持ちを切らさずに最後までじりじりと伸びての2着は、実りの大きな結果ではないかと思います。

f:id:chisounin:20210504222525p:plain

馬群をさばいた時点で勝ち馬ははるか前。

 

 ここまで4戦して、鼻鳴りで競走中止した2戦目を除くと4着⇒3着⇒2着という形で着実に順位を上げてきており、成長と進歩が感じられるのもとても良いです。

 

 鞍上の北村宏司騎手も、今回は展開のアヤで4コーナーで閉じ込められる形になってしまいましたが、そこで馬の気持ちが切れそうになったのを何とか持ちこたえさせてくれたのは隠れた好プレーだと思います。

 

 稲垣幸雄調教師のよれば、まだまだトモの身の入り方に課題を残しているようで、さらに鍛えてパンとさせれば…といった感じで、伸びしろも十分にあるとのこと。未勝利戦終了まであと3ヶ月、仮にこの東京開催で続戦できたとして、そのあとひと休み入れて8月の最後にかける、という形で走れてもあと3戦位となりますが、今回の内容からはしっかりと勝ち上がれそうな気がしています。

 

 この馬に関しては、もし勝ち上がれなくても地方で現役続行をさせて中央再転入を狙うのもアリかもしれません。トーセンジョーダン産駒は現状ダート短距離に良績が集中していることから、地方のC級あたりならば十分に通用しそうなのと、なにより今後のノウハウ蓄積のために「鼻鳴り」の経過観察を行うことは、ノーザンファームにとっても少なからずプラスになると思うのですが、どうでしょうか。

 

 ともあれ、次こそ「勝ち上がり」を期待したくなるシルブロンくんでした。