馬也ホースレーシング

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【一口馬主】健闘アリ案外アリの先週末の3走

 8/14・15の2日間、一気に出資馬が3走する忙しい週末となり、それぞれに一定の結果と課題を示したレースとなりました。中でもポレンティアちゃんはいちど帰厩からの天栄逆送含む半年間のブランクを経ての出走ながら、昨年10月以来の連対を果たしてくれました。

 

 

◆スノーグレースちゃん15着のほろ苦デビュー

 出走した順番に振り返っていくと、まずは14日の新潟5R新馬戦に出走したスノーグレースちゃん。2週前の装鞍所での鼻出血による競走除外から立て直しての出走となりましたが、案外も案外の15着という結果になりました。

 中館英二調教師によれば、返し馬の段階から滑る足元を気にして、走りそのものに集中もしておらず、そのせいなのか2週前のアクシデントの影響なのかは不明ですが、息の入りも悪かったとのこと。とりあえず使ってみたものの…というのが正直なところでしょうか。

 一度アクシデントがあったことと、予定よりも在厩日数が長くなったことで、レース後は即時天栄に放牧に出され、ここから立て直しを図っていくようです。経験則的に、3~4か月はかかりそうな気がします。戻ってくる頃は乾燥した季節なので、雨で滑る馬場にかちあう確率は低そうなので、乾いた馬場でどうなのか、変わり身に期待しながら立て直しを見守っていきたいと思います。

 

◆シルブロンくん、目処が立った4着。

 続いて同日の新潟9R湯沢特別に出走したシルブロンくんは、骨瘤のケア明けかつ昇級初戦となりましたが、4着にまとめて現級での一定の目処を見せてくれました。

 とはいえ、スタート直後は集中を欠いて行き脚がつかなかったようで、これが久々の影響なのか雨に当たっての影響なのかは不明ですが、新たな課題といえるでしょう。そのような状況で後方からの追走となってしまい、最後は全体2位の上がりタイムで走破しているものの、前がほぼ同じタイムで走ったため、前をとらえるには至りませんでした。

 鞍上の津村騎手も本番での騎乗はこれが初めてで、今回は顔を出さなかったものの「鼻が鳴る」懸念などを気にしなければならない中でのレース運びではあったので、ある程度致し方ない部分はあったのかな、と思います。次回は継続騎乗となるのか、それとも北村宏司騎手が復帰しているのかわかりませんが、もし継続騎乗であれば、一度乗ったことで感覚をつかんでくれていれば…とも思います。

 次走予定は馬の様子を見て…ということですが、優先出走権が発生しているので、新潟開催の最終週でもう一度使えるならば使ってほしいなと思います。9/5に瓢湖特別という2200mのレースがあり、血統的にもこれくらいの距離が良さそうなので、可能ならばここを目指してもいいのではないかなと思います。

 

◆ポレンティアちゃん久しぶりの連対!

 そして、8/15の札幌8R1500m戦に登場したポレンティアちゃん。新馬勝ちと同じコースできっちりとスタートを決め、内の馬を行かせつつ好位3番手で折り合う理想のレース運びを見せ、最後の直線では一時先頭をうかがう勢いでしたが、3歳で斤量が軽い勝ち馬にキレ負けする形での2着となりました。

 鞍上の団野大成騎手は、注文通りの好騎乗を見せてくれたと思いますし、500㎏を超える大型馬の半年ぶりの実践としては十分以上のパフォーマンスを見せてくれたのではないでしょうか。

 そして、今回の獲得賞金により、ポレンティアちゃんは手当を除く賞金のみでの馬代金回収完了となりました。残り約1年半の現役生活、もちろん一つでも上を狙ってほしいですが、無事に走り切ってくれることを願います。

 優先出走権が発生したことで、まずは馬の様子第一とはいえ続戦を検討したい旨田中博康調教師からもコメントがあり、さすがに中1週では間隔が詰まり過ぎなので、出てくるとしたら最終週9/5の1800m戦あたりになりそうですが、北海道開催中は今回騎乗の団野騎手もいると思いますので、継続騎乗でさらなる好成績を狙ってほしいと思います。

 

 各馬、快勝とはいかなかったものの収穫と課題はしっかりとあった週末でした。