シルブロンくん連勝!大障害と有馬も好レースで充実の年の瀬です。(写真多数)
2022年の中央競馬開催もあとはホープフルSが行われる12/28を残すのみとなりましたが、有馬記念の週に我が出資馬は年内ラスト出走を迎え、そのうち、12/24の11Rグレイトフルステークスに出走したシルブロンくんがC.ルメール騎手のエスコートに応え見事に前走本栖湖特別からの連勝を決めてオープン入りを果たしました。
12/24当日は10Rに行われた中山大障害に、今回がラストランとなるオジュウチョウサンが出走したことにより例年以上の入場券競争率となったようですがワタクシは無事に指定席を確保して、臨場してまいりました。パドックも大混雑でしたが、何とかオジュウチョウサンの最後の姿も撮影することができました。
レースでは、オジュウチョウサンも精一杯頑張りましたが最後のバンケットを前にペースを上げていく新世代を見送るようにして6着入線。何より無事に走り切ってくれたことを喜びたいと思います。
新王者に輝いたのはニシノデイジー。平地重賞競走勝ち馬によるJ・GⅠ制覇はゴッドスピード以来23年ぶりとのことです。
そんな中山大障害に続いて行われたグレイトフルステークスに出走のシルブロンくん。7枠13番からの発走となり、スタート直後から中団外目に着けて折り合うと、4コーナー手前から徐々に進出を開始して、坂を上り切ったところで先頭をとらえると2着馬に3/4馬身をつけてそつのない勝利。直近4戦で3勝、前走に続いての連勝で一気のオープン入りとなりました。
トーセンジョーダン産駒のオープン入りは、2歳オープンでは小倉2歳Sで2着に入ったアズマヘリテージの例はあるものの、古馬オープンはシルブロンくんが初めてとなります。このあとも長距離戦線を主戦場とするようですが、断絶寸前のトニービン直系の牡馬として、ぜひ後継となれるような活躍をしてほしいものです。
このレースで中山芝2500mのリハーサルを完璧に済ませたC.ルメール騎手は、翌日の有馬記念でもイクイノックスで似たような形でのレース運びをして見事優勝。イクイノックスはタイトルホルダーと並ぶ今年GⅠ2勝目を挙げましたが、「八大競走」となると、イクイノックスが2勝でタイトルホルダーが1勝となるため、年度代表馬争いはイクイノックスの方がリードしそうな気がします。
なお、スターズプレミアくんはシンガリ負け、年間全てのレースで2桁着順となってしまい、今後の進退がどうなるか心配なところです…。