【一口馬主】シルク1歳馬軍団、9月月初近況更新
シルクホースクラブ2019年産1歳馬の第一次募集が終了し、今年は何とすでに募集馬全頭が満口となっています。年々出資馬が獲りづらくなっていますね。そんな1歳馬たちの月初更新がありました。
◆グローリアスデイズの19
今年のワタクシの抽優馬です。既に7月のうちにノーザンファーム空港に入厩して背馴らしや体洗いなどの初期馴致が進められ、先月中旬の第1回近況更新の段階で、すでに人を乗せていました。
今回の更新では、馴致がさらに進んで既に坂路コースにもスクーリングがてら入れられているようです。時計を出していくのはもちろんまだまだ先になりますが、ここまでは順調そのものの進捗のようです。
ノーザンファーム空港の担当者からは手先が柔らかく、筋肉の質がいいというコメントが出ており、好感触です。一方で、ややカッとなる気性のようで、このあたりは育成の進捗に合わせての改善に期待です。前進気勢と表裏一体の部分なので、勝気なところが競馬に向かってくれればいうことなしです。
馬体重は現在のところ455㎏。前回近況更新より10キロほど増えており、身体も順調に大きくなっています。出走馬体重は480~490㎏になるでしょうか。馬格も十分で期待が高まります。
◆サンドミエシュの19
こちらもすでにノーザンファーム空港に移動済み、ロンギ場でのグラウンドワークをこなしつつ、人を乗せてのキャンターも始めているようです。こちらも、比較的はやめの進捗のようで何よりです。
担当者からは、現時点では前脚の捌きがやや硬いとのコメントが出ています。馬体を見ても前脚の繋がかなり立ち気味なので、捌きの硬さと合わせるとどちらかというとダート向きの馬なのかもしれません。
ルーラーシップ産駒の芝・ダート別の勝率を比較してみると、2019年全世代合計では勝率は芝とダートでほぼ変わりはないのですが、2~3歳世代の若い世代ではダートでの勝率がやや低いのが気になるところ。
どちらかというとダートでは長距離に好成績が偏っているため、長距離戦の少ない若駒のダート戦線ではその分勝率が低いのかな、という理解ですが、まずはしっかりと勝ちあがれるように鍛えていってほしいものです。
馬体重は463㎏で、前回更新からはマイナス7キロ。環境変化にやや敏感なのかもしれませんが、ルーラーシップ産駒はこれまでに出資した馬を見ていても、明け2歳くらいで一気に馬体に身が入ってくる印象で、おそらく出走馬体重は500㎏を超えるでしょう。ルーラーシップ産駒の牡馬は大型馬の方が活躍傾向にあるので、この点はプラスですね。
まだまだ初期馴致が始まったばかりの1歳馬ですが、ここまでは順調なので、この先も焦らずに進めてもらえたらと思っています。
また、今月はロコポルティくんのデビュー予定があり、2歳馬軍団もいよいよ本格始動です。楽しみの多い2020年後半の一口馬主ライフを期待しています。