ジャスタウェイは種牡馬としても完成度高ぇのかオイ?という話。
ジャスタウェイのネオアームストロング
サイクロンジェットアームストロング砲が
初年度よりさっそく火を噴いております。
ええ、下ネタです。
おかげ様で、以前書いたジャスタウェイの記事が
ここに来て少しずつPV数を上げてきております。
で、そんなジャスタウェイですが、ロードカナロアや
オルフェーヴルがいた昨年の新種牡馬人に比べて
小粒ではないかと言われていた前評判も何のその、
既に2歳リーディング戦線の台風の目となってます。
8/19終了時点で26頭が延べ35回出走、その勝利度数が
【8-6-4-17】、勝率.228・連対率.400・複勝率.514
単勝回収率126.8%という素晴らしい数字をマークしています。
では、なぜこれだけの成績を上げることができているのか、
勝ち馬の傾向から走るジャスタウェイ産駒の特徴を
探ってみようと思います。
8/19までの8勝(7頭)の傾向を、以下の通り分析してみますと、
【4角位置取り】
5番手以内:5
うち、3角5番手以内:5
3角5番手以下:0
6~10番手:3
11番手以下:0
【馬体重】
450㎏以下:3
451~480㎏:3
480㎏以上:2
【母父】
ミスタープロスペクター系:3ノーザンダンサー系:3
ブランドフォード系:1
総じて、「先行脚質」「パワー型の母父」「一本調子傾向の母父系」
このあたりが共通する傾向となっているようです。
先行脚質の馬が活躍傾向にあるのは、おそらく後肢の発達が
よく、テンのスピードから前に行けて、そのまま押し切れる馬が
好走をしているということなのでしょう。
母系のどこかにアメリカ系のスピード血統が入ると
なおよいのかもしれません。
筋肉の発達的に晩成傾向にあると言われている父・ハーツクライ
からは想像が付きにくいところではありますが、ジャスタウェイ
産駒が新馬戦に出てきたら、後足の踏み込みに注目してパドックや
返し馬を見てみるのがよさそうです。
今のところは、父のハーツクライよりも、ダイワメジャー産駒と
好走条件が近いようにも感じられます。この点は、POG指名馬や
一口馬主の出資馬を選ぶときにも参考にできそうです。
まだ2歳夏の時点での見立てですので、3歳クラシック戦線や
古馬になってからどうなるか、引き続き注視していきたいと思います。