馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

【一口馬主】給付金10万円で馬買うど!?シルクHC追加募集馬が発表されたので、気になる馬をピックアップするぜ。

 今年もシルクホースクラブの追加募集馬が発表されました。今回追加で募集となるのは、ノーザンファーム産8頭、白老ファーム産1頭、外国産馬1頭の合計10頭。

 

 すでに募集開始済み全頭が満口となっているため、今回の追加募集もおそらく会員先行募集で全頭満口となってしまうでしょう。そして何ともおあつらえ向きに10万円の一律給付金がやってまいります。今回一番高い馬でも一口価格10万円なので、抽選さえ通ればどの馬にも給付金で出資可能です。ワタクシの場合は諸事情あって申し込むかどうかかなり微妙なところなのですが、念のため気になる馬はチェックをしていまして、気になったのは以下の2頭です。

 

◆サファリミスの18

サファリミスの18 | シルク・ホースクラブ - Silk Horse Club

 父ハーツクライ、母父Not for saleの牡馬で、一口価格は10万円。栗東・藤岡健一厩舎に入厩予定です。

 

 今回の追加募集馬の中では最高値の馬となります。2歳春先のハーツクライ産駒にしてはしっかりとトモに肉がついており、それでいてまだまだ背腰からキ甲にかけては成長の余地を残していそうです。歩様の動画を見てみないと何とも言えませんが、写真で見る限りだとしっかりと後ろ脚の飛節も伸びそうに見えますね。ワタクシが出資しているハーツクライ産駒といえばポレンティアちゃんですが、彼女の美点もこの部分にあり、本馬も立ち写真からは同様の性質を持って行そうに見えるので、しっかりと飛節が伸びる歩き方ができていれば、買いではないでしょうか。

 

 血統的には南米系繁殖牝馬にサンデーサイレンス系という、近年のノーザンファーム生産馬としては王道の配合で、今年の3歳世代だとサトノフラッグが活躍していますね。サトノフラッグの父はディープインパクトで、本馬の一つ上の半姉ミッキーローズがディープインパクト産駒で4分の3同血になるのですが、初仔であることに加えてディープインパクトの遺伝子も影響してか、410㎏に見たない小型馬で勝ち上がりに苦労をしています。おそらくこの辺のデメリットを補強するためのハーツクライとの配合でしょう。本馬は募集開始段階で477㎏ほど馬体重があり、おそらく480㎏台後半でデビュー、古馬になって500㎏に乗るかどうか…という形になるのではないかと思われます。

 

◆カレドニアレディの18

カレドニアレディの18 | シルク・ホースクラブ - Silk Horse Club

 父・オルフェーヴル、母父Firebreakの牝馬で、一口価格は4万円。栗東・寺島良厩舎に入厩予定です。

 

 まず、非常にスッキリとまとまった馬体が非常に好感が持てますね。現段階で450㎏ほどなので、小さすぎず大きすぎず470~480㎏台くらいのちょうどいいところでまとまるのではないでしょうか。また、オルフェーヴル産駒は顔つきというか、眼光を見た瞬間に「あ、こいつ気性やべーな。」と思わせる馬が多いのですが、本馬は非常に従順そうな眼つきをしており、操縦性は高そうです。前進気勢が不足するくらいまで大人しかったりするとそれはそれで困るのですが(オルフェーヴル産駒の傾向と照らし合わせると、その可能性も無きにしも非ず)、調教動画を見られるのであれば、前進気勢がありそうかどうか、物見をするかどうかを重点的にチェックしてみるのがよさそうです。

 

 血統的には、母父Firebreakが日本ではウルトラマイナーなインテント系というところに面白みを感じますが、母系全般が欧州系のやや重たそうな血統構成なのと、そこにオルフェーヴルの母系でパーソロン系とメジロのファミリーが入るので、必要以上に重さが出ないかは心配です。ここも調教動画要チェックでしょう。

 

 2つ上の半姉ミスマリアはここまでレース数は使えていないものの2月に2勝クラスを勝ち上がって通算7戦2勝2着3回に3着1回、あと一つも5着と堅実な戦績を残しており、血統面から感じる懸念がクリアされれば、6歳3月の定年まで馬主孝行な競走生活を送ってくれそうではありますね。若干「賭け」の部分が強いですが、一口4万円の馬と考えれば、十分に出資候補になるかと思います。

 

追加募集の応募開始は、4/27午前10時からとなります。

 

さあ、経済回していきましょう!