馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

【一口馬主】現3歳ハーツクライ産駒の傾向から、勝手にポレンティアちゃんの将来を考える。

例年にない好調な成績を上げている

現3歳世代のハーツクライ産駒。

とはいえ、同時に例年通りの傾向も

見えつつあるようで…。

 

そんな3歳世代のハーツクライ産駒の中に、

我が出資愛馬ポレンティアちゃんも

含まれておりまして。

 

当のポレンティアちゃんは前走フェアリーSで

3着入着後ノーザンファーム天栄に放牧。

調整の進み具合も順調で、近々での

トレセン帰厩が見込まれています。

 

今のところ次走の予定としては3/15の

アネモネSか3/20のフラワーCに

なるのではないかといわれていますが、

メディアごとに次走報が割れている

状況でもあります。

 

そんな状況を受けてですが、出資者

としては、どっちを使うのがより

ポレンティアちゃんの今後の

競走生活にプラスになるのか、などと

いうことを何の決定権もないのに

妄想したりしているわけでして。

 

妄想を繰り広げる前に、まずは

ここまで大きな活躍をしている馬の

現状を見てみたいと思うのですが、

一番手は6月の新馬戦で勝ちあがり、

ホープフルSでも3着に入った

ワーケアから。

 

この馬についてはデビュー当時に

いつが買い時か、という視点で

記事を書いたのですが、

 

chisou-horse.hatenablog.jp

 

2戦目となったリステッド競走の

アイビーSをきっちりと勝った後、

3戦目となったGⅠホープフルSでは

「ちょっと足りない」競馬で

3着となりました。

 

まさにハーツクライの若駒らしい

「ある程度のところまで才能で勝つが

トップクラスで足踏み」の競走生活を

送っており、春のクラシックでも

人気にはなるでしょうが恐らく

ホープフルSと似たような結果に

なるのではないかと思ってます。

 

次に振り返りたいのは、先週の

共同通信杯で案外の4着となった

マイラプソディ。

 

この馬も鮮烈な新馬勝ちから

GⅢ京都2歳Sまで土つかずの

3連勝。やはり才能でトップ

カテゴリーの仲間入りまでは

果たしているもののここに来て

「ちょっと足りない」部分が露呈。

 

この間の共同通信杯は馬場

コンディションなどの要素も

少なからずあったとは思いますが、

これまた典型的なハーツクライ

産駒の3歳春シーズンとなりそうです。

 

一方で一気にGⅠ制覇まで成し

遂げたのが、朝日杯を勝った

サリオスですが、この馬については

馬体を見てみると、この時期の

ハーツクライ産駒とは思えない

ほどのトモのボリュームと

胴の長さで、傾向からは外れた

個体が活躍している、という

パターンといえそうです。

なので傾向に沿って語るのは

あまり意味がなさそう。

要するに「バケモノ候補」ですな。

 

そしていよいよ本題、ポレンティア

ちゃんはどうなのか?というお話ですが、

ここまでのタナパク先生、

担当助手や厩務員さんのコメントからは

 ・左トモに現状は弱さがある

 ・そのためか、右前などに弱いところを

  かばったためと思われる張りが出る

  ことがしばしばある

と言ったところがあり、その点からは

ハーツクライ産駒の傾向の範疇にあり

「これから完成に向けて成長曲線を

描いていく個体である」といえそうです。

 

そうなると、実質トーナメント戦の

様相を呈する春のクラシックに今から

フルコミットするのはあまり得策とは

言えなさそうで、春の間はこれまで通り

一走ごとに放牧を挟みながらじっくり

使って行くのがベターと思われます。

 

その上で春のクラシックにも多少

欲を出そう、ということであれば

フラワーC→勝てたら放牧→オークス

というのが理想で、フラワーCで

賞金加算ができなかった場合は

オークス前後くらいのタイミングで

自己条件を勝ちあがって秋に向けて

馬を作っていくのがいいのではないかと、

ワタクシとしては勝手に思って

いるわけであります。

 

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