馬也ホースレーシング

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【一口馬主】シルブロンくん快勝!ワタクシ年間10勝にリーチですの。

 天皇賞当日に出走となった2頭のうち、ロコポルティくんは残念な結果に終わったものの、シルブロンくんが快勝で自身3勝目を挙げてくれました。大混雑が予想されたためカメラは持って行かず、写真は撮っていませんがメインレースの天皇賞・秋も見ごたえのあるレースでいい一日になりました。

 

 天皇賞から約1時間半前、東京8Rの2勝クラス戦・山中湖特別に出走したシルブロンくん。単勝人気は4番人気に推され、パドックではいつも通り先頭で周回を重ねていました。

 

 追い切り後の稲垣幸雄調教師のコメントが今一つトーンが上がり切らなかったですが、パドックで実際に馬体を見てみてもたしかに仕上りは8割程度にも映りました。しかしながら、各馬落ち着きのなさが目立つ周回の中で、シルブロンくんも時折ピリッとしたところを見せながらも、馬を支配するような振る舞いが多く観られたので、もしかしたらやってくれるのではないかという思いもありました。

 

 返し馬ではいつも馬場に入れるとすぐに「ロデオ状態」になるシルブロンくん。今回も一瞬なりかけたものの、鞍上のC.ルメール騎手がうまくなだめてスムーズにキャンターに入っていきました。この辺りも、鞍上強化がうまくいったのではないかと思います。

 

 レースは一番人気のエイカイマッケンロが好スタートからレースを引っ張る中、それを泳がせるようにして好位最内にスルスルと馬体を収めるように立ち回ったシルブロンくんが、早め先頭でフワッとなってしまったエイカイマッケンロをじわりじわりと追い詰めて、最後は図ったように半馬身差前に出てゴール、昇級2戦目にして2勝クラス卒業、内容的にも3勝クラスでの目処が立つ競馬でした。

 

 次走予定は未定ながら、長距離戦では安定して脚を繰り出し、スタミナは十分以上にあることが分かったので、今後もコンスタントな活躍が期待できそうです。

 

 一方、最終12Rの秋嶺ステークスに出走したロコポルティくんは、スタートで大きく立ち遅れてしまったところでレースが終わってしまいました。鞍上のC.デムーロ騎手に促されて外目を進出して4コーナー過ぎでは一時先団にとりつくも、息が入らず脚を使い続けたことで、坂の途中で一杯になって最後は11着入線となりました。

 

 3勝クラス昇級後なかなか結果が出ませんが、前2走がまったくといっていいほど馬が動かなかった、進んでいかなかったことを考えると、立て直し自体は着実に進んでいるのではないかと思います。これですでに今年7戦を走っているので、また少し体を休めつつ、徐々に立て直していってくれればと思います。