【一口馬主】タイムトゥヘヴンくんの賞金分配&単複払い戻しで「次の夢」ファイナルドリーム2021をポチッとな。
先週のダービー卿チャレンジトロフィーを勝ったタイムトゥヘヴンくんの賞金分配があり(DMMはレース翌週の金曜日には入金されるので、早いですな)、加えて、このレースのタイムトゥヘヴンくんの単複各1000円ずつの馬券の払い戻しもあったので、さて、このお金をどうしようとなった時に、故・吉田善哉氏の「馬で儲けた金は馬に使え」という言葉に従い、「次の夢」をポチらせていただきました。
具体的に、今回タイムトゥヘヴンくんがらみで得たお金がどれくらいの額だったかというと、まず賞金分配が2口分(1000分の1)で19440円ほどありました。配当原資総額は1944万円となり、1着賞金4100万円の半分以下ではありますが、進上金にクラブ手数料と各種税金を引かれればこれくらいの金額にはなります。まあ、クラブ法人税分は年次分配の際に戻ってくるので、それは来年の今頃のお楽しみですね(今回の入金の2時間後くらいに、今年3月までの分の年次分配も1500円ほどありました)。
これに加えてこのレースのタイムトゥヘヴンくん単複払い戻しが、単勝27.4倍、複勝6倍ちょうどでそれぞれ1000円ずつ持っていたので合計34400円の払い戻しとなり、総計で53840円ほどの金額がもたらされたことになります。
このうち半分くらいはこの夏に募集される2021年産1歳馬の出資資金に回すとして、残りの約半分をどうするかという時に思い至ったのが、DMMでただいま先行募集中の「ファイナルドリーム2021」への出資でした。
DMMが創設に合わせてタタソールズのセールで2億ちょっとの大金で落札してきたフランケル産駒の牝馬・のちのファイナルドリームが結局現役時代は4戦して未勝利の末、繁殖入りしてモーリスとの間にもうけた初仔がこのファイナルドリーム2021となります。
前述の通り父モーリスで母父フランケルということで、マイル~2000m決め打ちともいうべき血統構成で、スピードもしっかりとありそうな気はするのですが、いかんせん日本の高速馬場にとってはやや「重い」印象。募集当初はワタクシとしても「オーストラリアで走らせるならすぐにでも欲しいけれど…」という感想でした。実際、モーリスは現在南半球最強の3歳馬ともいうべきヒトツを輩出しているので、向こうの馬場には合うと思うのです。
で、そんなファイナルドリーム2021になぜ「次の夢」託そうと思ったのかというと、それは、本馬の生産牧場がタイムトゥヘヴンくんが中間育成でお世話になった辻牧場さんだからです。最近では、2021年のエリザベス女王杯を勝ったアカイイトの生産牧場としても知られていますね。
タイムトゥヘヴンくんはオリオンファームの生産ですが、離乳後~育成開始までの間を辻牧場で過ごしました。DMMでの募集開始時には辻牧場にいたわけでですが、その際に動画で見たこの牧場の施設が、しっかりと手入れがいきわたっているように見えたこと、斜面に作られた放牧地が幼駒の体幹強化に良さそうと思い、それがタイムトゥヘヴンくんへの出資を決めたきっかけにもなりました。そして、実際に今回重賞制覇を果たしたわけです。
そんな経緯も含めて、ファイナルドリーム2021に2口、合計28000円ほどの出資を行った次第です。改めて動画を見てみると、歩様はしっかりとしていて血統通りの力強さはありそうなので、あとは日本競馬向きのスピード感が育成の過程でどれだけ出てきてくれるか、ですが、この辺りは本州移動までのあと約1年間じっくり見守って、楽しみたいと思います。