【一口馬主】快挙ッ!タイムトゥヘヴンくんダービー卿CT制覇&ワタクシ重賞初勝利
4/2のGⅢダービー卿チャレンジトロフィーで、タイムトゥヘヴンくんがやってくれました!2枠3番から五分にスタートを切るとすぐに最後方に下げて、最後の直線で全頭を一気に差し切る豪脚を披露しての重賞初制覇です。ワタクシにとっても、これが初めての出資馬の重賞勝利となりました。
近3走の着順と、ここ4戦連続での出遅れから、単勝人気を11番人気まで落としていたタイムトゥヘヴンくんですが、特に前走などは明らかに競馬になっておらず、ただ回ってきただけの内容であることなどから、展開がハマれば重賞でも好走できることは、これまでも3回重賞で馬券圏内にきていることからもわかってはいましたが、ここまでのパフォーマンスを見せてくれるとは思いませんでした。
当日はウィナーズサークル付近に陣取りつつ、ターフビジョンでレースの行方を見守っていましたが、4コーナーを回った時点で最後方、大外に出して少しずつ脚を伸ばしていたので、ある程度良い着順に来てくれるのではないかと思いつつゴール入線のタイミングを狙ってカメラのシャッターを切ったら、
ごらんの通りバッチリタイムトゥヘヴンくんもフレームインしており、これはいい着順でゴールで来たのではないかと思ったものの、ごらんの通りの角度&全速力で走っているのをファインダー越しに覗いていた状態なので前に出ていたのかどうかはわからず、この直後にターフビジョンでタイムトゥヘヴンが大写しになっているのと、ストップモーションの映像を見て、わずかに前に出ていることをようやく確認しました。
今回は鞍上の大野拓弥騎手も午前中からの馬場読みを的中させ、かつ、、割り切った作戦を取ってくれたのが大きな勝因といえそうです。馬の特性をバッチリつかんでくれたようなので、今後も継続して騎乗してほしいです。
また、アンカツさんもツイッターで言っていましたが、
タイムトゥヘヴン。キストゥヘヴンの子やで、欲を出さずにこういう展開が合うんやね。脚質的にムラやけど、今後も決め打ちしてったほうがいい。フォルコメンは中山のミルコって乗り方。しかし、内枠2頭が大味に差して届くんやからこのハンデ戦は毎年難しい。ダーリントンホールは賞金的に苦難が続く。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) 2022年4月2日
器用な立ち回りができるタイプではなさそうなので、今後も追い込み一本鎗での活躍に期待したいと思います。
また、勝利後に優勝レイをかけられるのを嫌がったり、検量室前で戸田博文調教師が撫でようとしたところを嫌がったりした素振りから、どうもタイムトゥヘヴンくんは頭や首のまわりに何かがまとわりつくのが嫌いなのではないか、という気がしていて。それだけにゲートの中や馬込みを嫌うのではないか、と考えると、ここまでの出遅れ癖や馬込みで後手を踏みがちなところにも説明がつきます。
ツイッターにも、それをよく示しているような動画がいくつか上がってました。
拝啓、お母さま。僕もマイルが適距離でした。#タイムトゥヘヴン#キストゥヘヴン#中山11R pic.twitter.com/XSEaM1TOnh
— 田井秀一(スポニチ競馬記者) (@sponichi_baTAI) 2022年4月2日
中山11レース
— うさくら (@mow_rabbit) 2022年4月2日
ダービー卿CT
レイは断固拒否のタイムトゥヘヴン。 pic.twitter.com/EAaFlb1A0V
このことから、今後も先頭に立つか最後方からの極端な競馬でパフォーマンスを発揮することになると思いますが(押し出されてハナに立った京成杯でも2着になっていますし)、ゲートの部分などを考えると、母キストゥヘヴンや母父アドマイヤベガのような追い込み型としてやっていくことになるでしょう。
今回のレース映像を見ても、
母キストゥヘヴンの桜花賞や
母父アドマイヤベガのダービーにそっくりです。
結局、優勝レイは戸田先生がウイナーズサークルまで持って行き、
口取り式ではDMMドリームクラブの椎名代表代行が優勝レイを持つことに。
そして表彰を受ける関係者の皆様、おめでとうございました。また、タイムトゥヘヴンくんをここまで連れてきてくれてありがとうございます!
今回の勝利で、今後の目標を【GⅠ】と言い切ることができるようになりました。春の大目標は安田記念になります。その前に一度使うのかこのまま直行するのかはまだわからないですが(輸送が必要になる秋以降と58㎏の経験も想定して、谷川岳Sを挟んでもいいと個人的には思います)、タイムトゥヘヴンくんのさらなる飛躍に期待したいと思います。