馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

【一口馬主】先週末出走の3頭は2頭が馬券圏内も、肝心のタイムトゥヘヴンくんよ…

 先週3/13日曜日は、中山・阪神・中京でそれぞれ1頭ずつ計3頭の出資馬が出走、それぞれに頑張って2頭が馬券圏内に入る上々の戦果でございました。

 

 まず3頭の口火を切って阪神の4R芝1600mの未勝利戦に登場したクロニクルノヴァくんですが、今回は五分のスタートを切って道中も問題なく進めてきたものの、ペースが一気に上がった4コーナー~直線入り口でしんどくなったところで頭を上げてやめたがるしぐさを見せてしまい(秋山真一郎騎手・談)、そこで勝ち馬のメトセラに内をすくわれ、最後まで差を詰めることができずに3着での入線となりました。

f:id:chisounin:20220316121116p:plain

 

 坂を上って後続に迫られてからは再び集中して追撃を抑え込んだものの、距離適性や能力そのものが足りていないことが理由による敗戦ではないため「しんどくなる瞬間にやめたがる」ところが解消されない限りは、今回のようなレース運びで入着はするものの…というレースを繰り返してしまいそうです。

 

 これについては、気性の問題とは言えどもいうことを聞かないとか人間を信頼していないというところとは別次元の問題なので、どのように改善を図っていくのか、そもそも改善を図れるかが未知数なので、なんともやきもきしますね。それでも、無事に帰ってきて、かつ、賞金も獲得してきてくれたのですから、とにもかくにもお疲れさまとありがとう、です。

 

 続いて中山10R東風ステークスに出走したタイムトゥヘヴンくん。こちらについては中山競馬場に向かうことができたので、今回も写真をバシバシ撮ってまいりました。

f:id:chisounin:20220316121548j:plain

f:id:chisounin:20220316121607j:plain

f:id:chisounin:20220316121618j:plain

 厩務員さんのマスクがおしゃれですね。ワタクシも欲しいなあ。

 

 今回も馬体のつくりは上々、まだやや子供っぽさは残るものの気力も充実しているようでこれは期待できるかなと思いましたが、やはり最内枠が災いしたのか、スタートは近走よりもはるかによく出たものの、中山マイルの最内枠あるあるで位置取り段階から不利を受け通しで、そうこうしているうちに折り合いも欠いてしまいちぐはぐな競馬になったまま馬群の中で11着に流れ込む競馬となってしまいました。

 

 撮った写真を見返してみると、本場場入場時にも若干カリカリしたところを見せており、騎乗した横山和生騎手が口笛などでリラックスさせようと努力している様子が見て取れました。

f:id:chisounin:20220316121902j:plain

 

 いっぽうで、勝ったボンセルヴィーソはスムーズな競馬をしましたね。ゴール入線直後の藤懸貴志騎手のガッツポーズと雄たけびも強烈なインパクトでした。

f:id:chisounin:20220316121958j:plain

 

 次走は予定通り4/2のGⅢダービー卿チャレンジトロフィーを目指すようですが、まずは除外されずに出走できることを祈りつつ、横山和生騎手の継続騎乗も決まっているので、今回の反省点などを生かしていただければと思います。

 

 最後に中京の12Rダート1200mの1勝クラス戦に出走したソナトリーチェちゃんは、道中好位から直線で抜け出し、あわや勝利かと思われたハナ差の2着と大変頑張りました。

 

f:id:chisounin:20220316122805p:plain

 競りかけられるとひるんでしまうタイプの馬なので、直線に入ってから西村淳也騎手が他馬から離れるようなコース取りをしてくれたのは大変なファインプレーでしたが最後の最後で差し切られてしまいました。とはいえ、中央ではやはり通用しないのではないかと思わされた再転入後の2戦に比べると大きな進歩で、輸送面の不安は引き続き大きく残るものの、こちらも若干の進歩があったようなので、引き続き良い方向に変わっていってくれることを期待します。

 

 入着した2頭とも馬体に異常がなければ優先出走権を使って続戦しそうなので、まだしばらくコンスタントな出資馬の出走は続きそうです。