エリザベス女王杯は「一年で一番成長した馬」が勝つ。
一昨年のリスグラシューも、昨年のラッキーライラックもそうですが、エリザベス女王杯のキーワードは、これに尽きると思います。あとは、クロコスミアみたいな強烈なリピーター。
馬番順に、一年間の成長度からピックアップできそうな馬を探してみましょう。
シャドウディーヴァ
前走府中牝馬S2着。春の阪神牝馬S12着の時はまだ馬体重460㎏だったものの、放牧を経て増量したクイーンS以降はレースぶりが一変。一昨年のリスグラシュー同様に、ハーツクライ産駒の牝馬らしい成長曲線。これで13番人気は間違いなく大穴大爆弾。
ウインマイティー
春先に大きく成長。秋の2戦は6着⇒9着も、いずれも稍重馬場で、ゴールドシップ産駒のイメージに反して道悪はよくなさそう。今週の時計の速い馬場はむしろこの馬向きの可能性があり、11番人気という評価もかなり妙味大。
ラヴズオンリーユー
オークス制覇の頃のイメージが強く、成長のイメージが一見ないものの、今年に入って一気に馬体充実。前走の5着は道悪が主因とみて度外視。高速馬場ながら決め手に欠ける馬の台頭も目立つ阪神2200mは、忘れな草賞(2000m)のレースぶりを見ても合いそう。
ミスニューヨーク
夏の上がり馬で秋華賞5着。戦績を見る限り「しっかり相手なりに走る」タイプ。今回も4~6着くらいにおさまる可能性はあるものの、展開が向けば3着くらいに引っかかってもおかしくなさそう。
エスポワール
引き続き安定した成績を残しており、成長のイメージは船籍からは感じづらいものの、オルフェーヴル、牝系のグレースアドマイヤとも年齢を重ねてこそのタイプの血統で、この相手関係ならば馬券圏内も十分にありそう。
ラッキーライラック
近2走が今一つの着順ながら、この馬も馬場状態に注文がつくタイプ。春先の大阪杯を制しているように、成長曲線は引き続き上昇。鞍上もC.ルメール騎手に変わってよりうまく立ち回ってくる可能性が高く、人気上位でも外せない。
ということで、人気上位馬と大穴大爆弾を絡めた3連複BOXで勝負します。
<買い目>
3連複BOX
①⑨⑪⑯⑰⑱