夏競馬の谷間ですな。レパードSで穴を狙うとしましょうか。
ちょうど夏競馬の折り返しのタイミングになり、今週の重賞は2場ともダート競走。来週の小倉開幕でいよいよ夏競馬も3場開催となり佳境を迎えますが、今日のレパードSは、夏競馬の中でも特に穴的妙味の大きそうなレースと見ています。
ここ2年連続で2ケタ人気の馬が馬券に絡んでいる波乱含みのレースですが、この世代のJRA重賞としてはこれがユニコーンSに続いて2つ目。力関係の比較がほぼできていない中、前年の新馬戦開始から1年以上経過していることで、その間にも新興勢力が出てくることなどが、穴馬の見落としを誘発したり、実績馬が過剰人気して足元をすくわれる原因になっているのだと思います。
今年も、朝の段階で前走ダート替わりしたばかりのラインベックが上位人気に推されるなど、オッズを見渡すとやはり混戦模様で高配当も十分にありえそうです。
本命は、ケンシンコウにします。
前走ユニコーンSではよく追い込んで3着に入ったものの、カフェファラオとデュードヴァンに及ばずの3着。デュードヴァンは今回も出てきますが、ケンシンコウと共に騎手は乗り替わり。しかし、ケンシンコウ騎乗の丸山元気騎手はこの馬の2勝いずれでも騎乗しており馬の特性はつかんでいるので、逆転可能と見ています。朝の段階の単勝オッズでケンシンコウが8番人気、デュードヴァンが1番人気であれば、妙味が大きいのは断然こちらの方。三連勝式で狙うのであれば十分すぎると考えます。
二番手にはバンクオブクラウズを選びたいと思います。こちらも朝の段階で9番人気とあまり注目されていませんが、父ロージズインメイは新潟ダート1800mでの勝利度数が高く、また、人気的にマークの外れる今回は藤井勘一郎騎手も乗りやすくなるのではないかと思います。
相手については、軸の2頭がともに人気薄なので、人気どころをひと通り押さえつつ、更なる大穴大爆弾としてフリーフローを指名したいと思います。本日朝の段階で13番人気であるのが示す通り、単純な実力の比較では正直なところ「圏外」なのは間違いないと思いますが、前走重馬場を後方から差し切っていること、新馬勝ちの際は柔軟な機動力を見せての勝ち上がりをしていることを踏まえ、展開がまぎれたときにヒョコッと出てくる超人気薄がいるとしたら…という視点で考えると、この馬なのではないかなと思います。
＜買い目＞
三連複軸2頭流し
①⑫－②④⑥⑦⑭
