馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走人の競馬備忘録です。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。その他POGやWIN5予想などを馬体・血統面からのアプローチを中心に行ってます。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

NHKマイルカップの言い訳。そして、マイル戦で牡牝ワンツーするとすぐに配合シミュレーション奴。

 ミルコのファインプレーがすべてのレースだったと思いますが、それでシンプルに片づけては尺が足りないので、今週も今週とてぐだぐだと言い訳を述べてまいります。あと、ラウダシオンの出資者様、もしこのブログを読まれていたら僕に焼肉をおごってください。

 

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 先々週のフローラS程ではないものの、直線ではダートコース側から強い風が吹いて差し馬にとっては厳しい条件になる中、スタートから1・2番手にポジションを取った2頭がそのまま行った行ったの決着となりましたが、レシステンシアをうまく使って、ラウダシオンにとってちょっと長いかなと思われた1600m戦を実質1400m戦程度までに省略、きっちりターゲットを仕留めたミルコ・デムーロ騎手の手腕には唸るしかないですね。しかしながら、ワタクシがこのレースでとても気になったのは2着に入ったレシステンシア。どうにもレシステンシアという馬は不思議な逃げ方をしますね。

 

 今回のNHKマイルカップのラップタイムを見てみると、スタートから12.3-10.4-11.4-11.9-12.0-11.3-11.2-12.0で、勝ち時計が1.32.5の高速決着。一見まずまず速いペースで流れたレースのように見えましたが、レシステンシアの後ろにいた馬はことごとく口を割って掛かり気味になり、このペースにしては馬群も縦長にならず、まるでスローペースの末脚勝負のような見え方をしました。これは昨年末に阪神JFを勝った時も同じで、その時の鞍上は北村友一騎手、そして今回はクリストフ・ルメール騎手と別の騎手が騎乗している中でのことですから、何か馬に秘密があるのではないかなと思います。

 

 具体的にその秘密が何なのかは、もう少しレシステンシアがキャリアを積んで、検証材料が増えてこないことには確かなことは言えないと思いますが、阪神JFとNHKマイルカップの映像を観ている限りでは、レシステンシアはほかの馬に比べてストライドが非常にゆったりとして「見える」んですよね。なんで敢えて「見える」という言い方をしたのかというと、実際にはまわりの馬と比べてもピッチの速さや一完歩あたりの滞空時間はほぼ同じで、特に大跳びであるわけでもなく、しかしながら、そのように見える。そうやって正確なフォームで早く逃げることで、錯覚した騎手や馬が知らぬ間になし崩し的に脚を使わされ、直線に向いたあたりでは映像で見ても分かる通り走り方のフォームがちぐはぐになって(脚を使わされていっぱいになっているため)、結局ゴールまで捉えられない、というのが現段階でのワタクシの仮説です。

 

 もう少し詳細に見てみると、特に骨盤の回転がぶれずに一定のリズムをしっかりと刻めていて、その理由をさらに突き詰めていくと脊椎動物にとってすべての同さのスタート地点となる背骨の動きがこれまたまっすぐで柔軟性もあり、やはりブレがほとんどない。良く乗り役の人が言う「背中がいい」馬なんだと思います。

 

 なので、レシステンシアは今後もコンスタントな活躍を続けてくれると思います。また、骨格に端を発して馬体の素性がいいという点でいえばさらにその先、繁殖に上がっての仔出しも期待できるのではないでしょうか。それこそ、今回勝ったラウダシオンとの配合なんてなかなか面白いと思いますよ。試しにシミュレーションしてみましたが、

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出典:netkeiba

サンデーサイレンス4×3のクロスを持ちつつ、母方にダンジグ系とサドラーズウェルズ系が底入れをして、勝負根性のあるマイラーが生まれそうな気がします。

 

 こうやってみてみると、ラウダシオンの血統構成もなかなか興味深いもので、母系にストームキャット系とアンブライドルズソング経由のミスプロ系を入れながら、それらの血統を牝系に持たないディープインパクト系の種牡馬でニックスをしっかり押さえる(しかもリアルインパクトの母トキオリアリティーが、ワタクシが提唱する「吉田マル外牝馬の法則」のような血統背景)、吉田一族のここ20年ほどの取り組みに対して非常にコンセプチュアルな血統図で、社台グループの強さの根底に徹底した論理的思考と試行錯誤があることを強く感じられて大変面白いですね。「血統を読む」のは本当に楽しいです。

 

 ラウダシオンの一つ下の半弟にキズナ産駒のローウェルという馬がデビューを控えていますが、こちらもディープインパクト系であることはラウダシオンと共通、父の母にパシフィックプリンセスのファミリーが入っていることで、クラシックが狙えそうな器です。昨年のシルクの募集時に申し込んだのですが見事に外れてしまったので、POGでは指名をしようと思います。

 

 

◆POG指名馬出走結果

5/10東京11R NHKマイルカップ

ギルデッドミラー【3着】

 

 終始内側で我慢して、最後もしっかりと脚を伸ばしてくれましたが、展開がバッチリはまった前の2頭をかわすには至らず3着。まずまずの健闘だったと思います。POG期間中の出走はこれが最後になると思いますが(中2週で白百合Sでも使わない限り)、成長力のあるオルフェーヴル産駒なので、この後の成長にも期待が持てますね。

 

<POG2019ここまでの成績>
(丸囲み数字は着順)

アブソルティスモ   ②❶③❶④⑪④
ロジアイリッシュ   ②④⑦⑫③③❶
コパノリッチマン   ⑮⑧⑮(抹消)
ウインドジャマー   ⑤②②⑩③④⑪③
ギルデッドミラー   ❶③⑥②❶②③
エレガントチャーム  ⑤❶⑤
クレパト       ⑦②❶⑮⑧➈
クロスキー      ⑥⑭
スターズプレミア   ②④④➈③⑧
フロイデンベルク   ⑥(抹消)
アドマイヤメジャー  ➈③②②⑪
サトノフラッグ    ⑥❶❶❶⑤
マテンロウディーバ  ❶③⑩⑤
ジャルジェ      ⑤❶⑦
アイガーテソーロ   ⑫⑭