平成最後の東京優駿傾向分析
よくよく考えたら、NHKマイルカップ以降の
GⅠは全部「平成最後」なんですよねぇ。
そんな平成最後の東京優駿は大混戦の予感。
過去5年間の結果は以下の通り。
東京優駿|2017年05月28日 | 競馬データベース - netkeiba.com
東京優駿|2016年05月29日 | 競馬データベース - netkeiba.com
東京優駿|2015年05月31日 | 競馬データベース - netkeiba.com
東京優駿|2014年06月01日 | 競馬データベース - netkeiba.com
東京優駿|2013年05月26日 | 競馬データベース - netkeiba.com
基本的には、ここまで1年間にわたる優勝選抜を
勝ち抜いてきた馬たちによる競走なので、人気≒実力の傾向。
臨戦過程的にはやはり皐月賞組が優勢。近年、
京都新聞杯組の活躍も散見されますが、
レースレベルの比較をしっかりして取捨選択の
必要があります。
今年の有力馬として挙げたいのは、まず皐月賞組から。
故・清水成駿先生の教え「皐月賞のゴール後、
一番遠くまで走った馬がダービー馬だ!」の
教えに従うならば、上がり最速で5着に飛び込んだ
キタノコマンドール
前から積極的な競馬をして、あわやの3着だった
ジェネラーレウーノ
この2頭を指名します。
キタノコマンドールの脚質・血統はもしも良馬場
施行であれば外差し天国になるであろう府中の2400mは
まさにおあつらえ向きの舞台。
ジェネラーレウーノの血統も、荒れ気味の馬場では
有利なことは皐月賞でも証明済みでしょう。
皐月賞勝ち馬のエポカドーロは、前走がメイチの
仕上げだったという調教師のコメントを考慮すると、
勝ち負けは難しそう。ただし、3着までなら十分に
ありえそうなので、相手にはしっかりと加えます。
別路線組からは、皐月賞を無念の回避となった
ダノンプレミアムと、毎日杯からここに目標を定めて
直行してきたブラストワンピース。
ダノンプレミアムについては、皐月賞を使わなかったことが
対照的には間違いなく奏功するでしょう。ただし、実戦感覚を
明けたことで足元をすくわれ…というパターンも考えられるので、
連勝単式の1着固定はちょっと怖そう。イメージとしては96年の
ダンスインザダークのようなイメージです。
→だとすると、フサイチコンコルド役はキタノコマンドール??
ブラストワンピースについては、ここを目標に外厩で
しっかり乗り込んできている中間が好印象。また、
血統的にもハービンジャー産駒なので現在の府中の
馬場には十分プラスに働くのではないかと。
年初の3日連続重賞制覇、牝馬2冠達成と、社台軍団の中でも
ことしはシルクの「アガり番」なのではないかなんてことも
ついつい考えてしまいます。
大穴候補はタイムフライヤー。
近走さっぱりですがやはりGⅠ馬。ハーツクライの血も
この舞台には向きそうなので、10番人気以下ならば
ヒモに加えておきたい一頭です。
5/23現在、オブセッション号が喉鳴り手術の
合併症による大腸炎を発症して、生命の危機にあるとのこと。
早期回復を祈ります。