馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

【一口馬主】4頭とも頑張った!おさしん多数。

 先週の東京競馬に出走の4頭は、結果はそれぞれ良かったり悪かったりしたもののみんな頑張ったと思います。日曜日は臨場もできたので写真もたくさん撮ることができました。

 

 まず土曜7Rの3歳以上1勝クラスに出走したスノーグレースちゃんですが、この馬についてはコンディションよりも、レース当日、それこそゲートを出た後も機嫌よく走れるかどうか、がすべてな感じで、今回についてもあまり機嫌はよくなかったようで、特に見せ場なく14着となりました。この後は放牧立て直しの予定ですが、メンタル的な部分なので気長に改善を待つしかなさそうですね…。

 

 続けての出走は翌日曜日の4R、3歳未勝利戦のスノーディザイアちゃんでしたが、馬体重もデビュー戦の前走から18キロ減となり、明らかに太かった馬体が締まってきていたのは非常に好印象でした。

 レースはスタートから追走まで特に問題なく進められましたが直線で進路が開かずに道中4コーナーで10番手から9着にあがっての入線となり、やや不完全燃焼となりました。とはいえ、中館英二調教師のコメントにもある通り前進は見られたので、残り少ない未勝利戦開催期間ですが、何とか勝ち上がってほしいと思います。

 

 3番目の出走となったのは7Rダート2100m戦の1勝クラスに出走したバックスクリーンくんですが、レース直前に突然の豪雨に襲われてしまい…

 パドックで何枚か写真を撮ったところで急激に雲行きが怪しくなりスタンド内に退避。間一髪カメラ水没の地獄からは免れることはできました。しかし、レース終わりまで雷も鳴り響く状態だったので撮影できた写真はほとんどなし、レースもスタンド通路から覗き見るような形で現地ではあまりよく見ることができませんでしたが、最後に足を伸ばしての惜しい4着。叩いての上積みは確実にありました。次回は東京最終日に組まれているダート2100m戦に中1週で向かうとのことで、この馬のタフさと叩き3戦目でのさらなる変わり身に期待したいと思います。

 

 そして、メインイベントはGⅢエプソムカップに出走のタイムトゥヘヴンくん。7Rの頃の豪雨はすぐに病んでに止んで晴れ間も戻ってきたものの、馬場は渋ってしまいこの馬にとってはあまり好ましくないコンディションになってしまいました。

 パドックではメンコに勝負服柄のリボンをつけて登場していましたが、蝶ネクタイのようにも見えますね。エリザベス女王即位70周年慶祝にあたっての正装でしょうか(笑い)。

 レースではいつも通りスタート後に後方に下げて直線末脚に賭ける戦術を取りましたが、外の馬に馬体を終始併せられてしまい4コーナー以降で外に持ち出すことができず、直線で進路が開かないまま最終盤に突入、なんとか足を伸ばすものの前には届かずの5着入線でした。

 脚質上、最後の直線で詰まるか、外に回せば回したで距離ロスが響く可能性があるったり、あるいは位置取りが結果的に後ろすぎてしまったりなど、どうしても展開待ちの競馬になってしまう本馬ですが、今回については「待っていた展開が来なかった」ということでしょう。それでもキッチリ掲示板内でゴールしたのは立派です。

 昨年9月から8戦休みなしで走ってきたタイムトゥヘヴンくんは、この後昨夏同様に北海道の吉澤ステーブルに放牧に出て、秋の初戦に向けて戻ってくる予定です。昨年はお盆過ぎの入厩からのセントライト記念で秋初戦でしたが、今年もおそらく帰厩時期は同じくらいで、京成杯AHあたりからの始動になりそうな気がします。今回5着だったことで、そこまでハンデはきつくならないでしょうから(もらっても57キロくらい?)、ここをしっかり獲って安心できる賞金額にした状態で秋のGⅠシーズンに挑みたいところです。