馬也ホースレーシング

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【一口馬主】タイムトゥヘヴンくん、マックEンみたいな競馬でドベ!次走は富士Sへ。

 よよよ~、あんまりですわ~。

 

 というわけで、9/20の中山メインGⅡセントライト記念に出走したタイムトゥヘヴンくんですが、14頭中14着のまさかのシンガリ負けという結果になりました。

 

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 スタートはしっかりと出て(そもそも毎回ちゃんと出てくれるので心配はしていませんでしたが)、前を主張する馬を行かせつつ4~5番手あたりのいいポジションにおさまりそうになったものの、1コーナーの入り口あたりでやや行きたがるそぶりを見せ、なだめながら向こう正面に出るころには8番手前後の位置取りに。

 

 その後は内ラチ沿いで折り合って、余力たっぷりでの追走となり、4コーナー出口ではインを衝くようにして加速を始めましたが、前半から前を激しく争った馬たちが一気にバテて下がってきたうえに、坂の手前で同じく一杯になったグラティアスが松山騎手の左ムチで内にもたれるなどして馬群が一気に密集、まったく行き馬がない状態になってしまい、坂の途中でほぼ追うのをやめた形になった後は密になった馬群の直後でシンガリでゴールになだれ込みました。

 

 1番人気に推されていたタイトルホルダーも同様に直線で行き馬がなくなってブービーの13着に敗れていることから、位置取りの差が大きく明暗を分けたレースだったと言えますが、前走のダービー同様、肝心なところで後手を踏まされる競馬が続いてしまったのは何とも残念です。

 

 今回も前回も、スタートをしっかり出した後にやや行きたがるところを押さえようとして好位置を失う、という展開は共通しています。夏を越しての精神面の成長の点では、集中力を欠いてふわふわする部分は解消されてきたものの、前進気勢はまだやや強く出すぎるところがあるようです。

 

 しかし、この前進気勢と道中の追走スピードを見る限りは、もう少し短い1600~1800mのレースであれば現級でも十分以上に通用しそうな気がしています。次走は1600mで広い東京コースの富士Sということなので、まずはしっかりと力を発揮できる競馬をしてくれることを願いたいと思います。