【一口馬主】ソナトリーチェちゃんラストチャンスは9着も、名古屋でファンド継続決定！
というわけで、ワタクシの出資馬としては初めての地方馬が誕生することになりました。
前走の3歳未勝利戦で3着に入り優先出走権を獲得したことで、首の皮一枚つながって先週の未勝利戦ラスト週の小倉芝1200m戦に松山弘平騎手を鞍上に迎えて挑んだソナトリーチェちゃん。
スタートは今回もきれいに出て、一時は先頭をうかがうくらいの勢いでしたが無理に促したり抑えたりもせずにしっかりと内ラチ沿いのコースをキープ、周りの馬がややかかり気味に手綱を引っ張られながら前に行くのをうまくいなして３～４コーナーを好位で回ります。
4コーナーでは外から進出を狙う馬に対してコース取りで先手を取り、一度はそれらの脚を封じ込めたかに見えたソナトリーチェちゃんですが、最後の直線では前走のように足を伸ばすことができず、馬群の中で9着入線となりました。
レース後の松山弘平騎手・奥村豊調教師のコメントによれば、直線に向いて内から出てきた馬にひるんでしまい、そのまま脚を使えずに流れ込むような形でのゴールとなってしまったようです。松山騎手は思い描いた通り100点満点の騎乗をしてくれたと思います。
前回は後ろから前をとらえにかかる競馬だったので、今回のように競りかけられてひるむということがなかったのですが、6戦目にして、5着に入った新馬戦のように前に行くか、前走3着の時のように後ろから末脚にかけるかの極端な競馬しかできないことが判明しました。
その辺がもっと早く判明していれば…と思わなくもないですが、2歳でこの世代の出資馬としては最速で入厩を果たしたものの、その後OCDの手術含む複数の頓挫が重なっての今なので、仕方のない部分ではあると思います。
そのような状況で迎えた未勝利戦終了ですが、まだまだやり残したことがあるのではないかという考えはクラブも同様のようで、レース当日の夜には、今後いったんノーザンファームしがらきへの放牧と調整を挟み、名古屋競馬・川西毅厩舎に移動して、中央再転入を狙うとのことです。
中央再転入には、当地で3勝を挙げることが必要になりますが、東海公営は正直なところ賞金・手当ともものすごく安いので、
大急ぎで必要な勝ち星を挙げて中央再転入、でなければ園田や南関あたりの賞金の高い地域への移籍を果たしてほしいところです。
ソナトリーチェちゃんの再出発に期待したいと思います。
