【一口馬主】DMMさん1歳馬セレクトセールで9頭お買い上げ。気になる馬もちらほらいるぜ。
本日、2021年のセレクトセール1歳馬市場が行われ、今年も総売上高のレコードを更新する大盛況でした。なかでも、「ウマ娘」のサイゲームスでおなじみのサイバーエージェント藤田晋氏が税込みで17億近くのお買い上げだったようで話題になっていましたね。
で、例年セレクトセール出身馬が募集馬ラインナップに多く並ぶDMMドリームクラブですが、今回は以下の9頭を落札しました。
ストラスペイの2020 | 競走馬データ - netkeiba.com
レッドオーヴァルの2020 | 競走馬データ - netkeiba.com
マジェスティッククオリティの2020 | 競走馬データ - netkeiba.com
ロベルタの2020 | 競走馬データ - netkeiba.com
ゴールウェイの2020 | 競走馬データ - netkeiba.com
タニノハイクレアの2020 | 競走馬データ - netkeiba.com
クルソラの2020 | 競走馬データ - netkeiba.com
パーフェクトマッチの2020 | 競走馬データ - netkeiba.com
エラクレーアの2020 | 競走馬データ - netkeiba.com
落札価格は2000万円から8400万円まで幅広く、また、9頭の父親がいずれも別の馬という大変興味深いラインナップになりました。
JBISがセールの模様をYoutubeでライブ中継して、そのアーカイブを公開してますのでそれを見ながら気になる馬を探していこうと思いますが、ワタクシが特に気になったのは…
ストラスペイの2020
いまをときめくドレフォン産駒ですが、やはり早い段階から豊富な筋肉量と、それでいてメリハリの利いたすっきりした馬体が非常に魅力的ですね。
セリの間はどの馬もチャカつくのですが、その中でも後肢の踏ん張りと可動域の広さが目を引きました。また、旋回時にスッとアバラのシルエットが浮くのも体の柔らかさと皮膚の薄さを感じさせて、ワタクシ好みではあります。
落札価格は4100万円、税込み4510万円なので、募集総額は5400～5600万円くらいでしょうか。そうすると、DMMは2000口募集なので、1口27000～28000円になりますね。例年のラインナップよりはやや高めですが、今回の落札価格が前年より高め傾向ではあるので、これくらいの価格で妥当といえるのではないでしょうか。
エラクレーアの2020
父はリアルインパクトで、半姉のフミバレンタイン（父カレンブラックヒル）が7/10の福島の新馬戦を勝ちあがっています。
血統構成としては最近（特にノーザンファーム産）ではあまり見かけないアウトブリードの配合で、素軽いスピード血統を重ねながらも母系の深いところにサドラーズウェルズとダンジグをもっており、距離はマイルから2000mくらいまでは融通が利きそうです。
馬体はやや胴長のシルエットに映りますが、歩かせてみての後肢の柔軟性が特に目を引き、筋肉量が多く見えがちな栗毛ながらアバラのラインもすらっと見せる軽快さも持ち合わせており、馴致を経て明け2歳の春先くらいから急激に良化しそうな予感がします。
落札価格は3500万円、税込み3850万円なので、募集価格は4400万円くらいになるのではないでしょうか。そうすると1口価格は22000円前後となり、なかなかコストパフォーマンスもよさそうな一頭になりそうです。
今後委託予定厩舎が決まってラインナップ確定後、募集開始となるかと思われますが、シルクの1次が8月頭〆⇒お盆前当落発表の予定なので、できればそのあとが…去年はセットリスト（セットプレイの2019）を、シルクの当落待ちを決め込もうとしていたら満口になってしまって獲れなかったので…。
