馬也ホースレーシング

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【一口馬主】DMM軍団も馬名が正式決定した2歳馬ズ3月頭の近況

 3月に入り、6月デビューを目指すような馬はそろそろ脱北&ゲート試験、という季節になってまいりましたが、我が2歳馬軍団も引き続きすくすく育っておりますよ。DMMの2頭については、この中間に競走馬名も正式決定しました。

 

◆スノーグレースちゃん

 引き続きノーザンファーム空港で育成が進められ、馬体重は478㎏の前月比プラス1キロ。調教の負荷はどんどん強くなってきていて、坂路も1F14秒ペースまで進んできています。それで馬体重がほぼ変わらずなので、ある程度脱北の時期も近づいてきているのではないでしょうか。

 

 ただ、この中間で強めの負荷をかけたときにやや気持ちが入りすぎる面が出てきたということで、牝馬なのでその辺はカリカリしすぎないように進めてほしいところですね。気性的にも血統的にも、適正距離は短かそうです。足元はすっきりと見せるので、まだ芝がいいかダートがいいかはわからないですが、芝の方がよさそうな気もします。

 

◆レヴァンドフスキくん

 ノーザンファーム空港にて育成中、馬体重は489㎏で前月比12キロ。ここにきてボリュームが出てきました。飼い葉食いなど結構状態も良好なようですが、引き続き前捌きの硬さが課題で、現在は右前にソエが出てやや負荷を落とした調教メニューとなっているようです。以前は左前も痛めていたので、これは競争生活を通じての課題となりそうですね。

 

 足元の不安も具体的に解像度が上がってきたので、現在はショックウェーブ治療を取り入れているようですが、削蹄の工夫などで今後いい報告に向かってくれることを祈るばかりです。早期に課題が明確になっている時に期待すべきは、早期に打ち手が見つかることに他なりません。

 

◆ウォークロニクルの19

 競走馬名が「クロニクルノヴァ」に決定しました。調教のペースは坂路1F14秒台をコンスタントにこなせるようになり、飼い葉食いも良好。引き続き気性的には難しいところを見せているようですが、競走馬として成功するためにはある程度期の強いところがないとならないのは、タイムトゥヘヴンくんを見ても明らかなので、むしろプラスだと思っています。

 

 先月中旬ごろに武幸四郎調教師からは3月に視察して、順調そうならば早期に移動させたいとコメントが出ており、実現すれば6~7月のデビューも考えられそうです。気性的に課題を持ちながらのこの春~夏になると思うので、夏競馬の短めのところで下ろしてみるという選択は悪くないように思います。

 

◆ミスラゴの19

 競走馬名が「バックスクリーン」に決定しました。坂路のペースはいまだ1F16~17秒ほどで、まだまだこれからですが中間のリフレッシュ期間で馬体が増えて、びしっと終えるようにはなってきているとのことです。

 

 ここにきてスクリーンヒーロー産駒特有の気の強いところも見せてきているようですが、そもそも走るスクリーンヒーロー産駒はそういった気性の馬ばかりなのでこれはプラス要素でしょう。夏場にすぐデビューというわけにはいかなそうですが、長めの距離でよさそうとのことなので、秋~冬の入り口くらいに2000m以上でのデビューがいいのではないでしょうか。

 

◆スノーディザイアちゃん

 腸捻転の術後経過は良好なようで、昼間の放牧を再開、ウォーキングマシーンでの運動も続けられているとのこと。もちろん、まだ手術からの回復途上なので育成の進捗はありませんが、今はとにかくしっかりと体を治すことが先決です。

 

 

 各馬少しずつ今後の見立てが出てきつつあり、いよいよ春も遠からじといった雰囲気ですね。