【ウマ娘】シンデレラグレイ32R この漫画の娘っこたちは、全員鬼が宿るのか
昨日ついにアプリがリリースされるなり、緊急メンテまでツイッターのトレンド入りをする『ウマ娘』でございます。ちょくちょく原作となった馬の名前もトレンド入りしていて、まるでツイッターだけ2~30年前の競馬界のような様相を呈していますね。
TVアニメの方もライスシャワーのエピソードがたいそう好評で、久住太陽先生も
描けと言われた気がした
— 久住太陽@ウマ娘『シンデレラグレイ』単行本②巻発売中! (@KUZUMI777) 2021年2月23日
ライスちゃんを祝福せよ!! pic.twitter.com/daTtv0fWM0
ライスちゃんのイラストをツイッターに投稿していましたが、シンデレラグレイの絵柄でも違和感ないなあと思いました。
で、今週の「シンデレラグレイ」はオグリキャップの88年秋初戦、毎日王冠のゲートイン手前までが描かれましたが、まあ皆さん、ものの見事に眼の奥に鬼が宿っていらっしゃいますね。ホント、正統派美少女バトル漫画ですわ!
函館記念でメリーナイスのようなメリービューティーを圧倒したサッカーボーイのようなディクタストライカちゃん、さすがに30年以上たった今でも破られていない函館競馬場芝2000mのレコードをたたき出しただけの気迫にあふれた眼光でした。
ダービー出走組のサクラチヨノオーとメジロアルダンは原作通りに故障中。この描写が、オグリキャップが徹底マークにあうであろうことと、そのことによってけがのリスクが高まることへの不安を引き立てるとても良い演出になっていました。
そして、なんといってもこの毎日王冠と言えば「シリウスシンボリまわし蹴り事件」で、これによってレジェンドテイオーが競走除外、ダイナアクトレスも馬体にダメージを追って惨敗するといった出来事がありましたが、シリウスシンボリを「周りのことがよく見えてないアホの子(失礼!)」として描いて、コメディタッチのハプニングとして消化したのもまたいいシーンだったと思います。オグリキャップとの絡みはこれが最初で最後になると思いますが、ゲームの方にも出るみたいなので、
幼なじみのカイチョーとの絡みにも期待したいと思います。
本日発売ヤングジャンプ13号にて
— 久住太陽@ウマ娘『シンデレラグレイ』単行本②巻発売中! (@KUZUMI777) February 25, 2021
シンデレラグレイ第32話掲載中!https://t.co/bKbbpze5ID #ヤンジャン #ウマ娘
Are you ready?
できてるよ
激凍心火!グリスブリザード!
今週も心火を燃やしてやっていきます
ところでシリウスさん、カイチョーと幼馴染なんですってね? pic.twitter.com/Y1jWhrnqGz
レジェンドテイオーのようなロードロイヤルちゃんはかわいそうでしたが(笑)。
それにしてもダイナアクトレスのようなダイナムヒロインちゃんのキャラデザは秀逸ですな。この時代の社台RHの牝馬は、ダイナアクトレスは産駒のランニングヒロインがモーリスを輩出、ダイナカールがエアグルーヴら多くの牝馬を産んで枝葉を広げ、スカーレッドブーケがダイワメジャーとダイワスカーレットの兄妹を輩出して大きく血脈を広げるなど、現代の日本競馬の血統を支える名牝たちが目白押しなので、アニメでもゲームでもシンデレラグレイでもいいので、いつかどこかでフィーチャーしてもらいたいものです。
次週いよいよ毎日王冠の発走ですが、六平トレーナーの言っていた「ほかの馬と距離をとれ」もまた、原作準拠なので来週の買いを読んだ後に実際のレース映像を観てみることをお勧めします。