【ウマ娘】シンデレラグレイ29R 白い稲妻、ついに落雷!
落雷!と書くと、どこかのラジオのアナウンス部長みたいですな。いよいよ今週から新章突入で、ますます熱量も上がり、久住太陽先生の熱血バトル漫画もかくやの作画がさえわたっております。
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購読には毎回「60ゴールド」必要になりますが、ログインボーナスetc.を積み重ねていくと毎週これくらいはたまったりするので(あるいは、完全無料期間中に積み重ねたゴールドがある方はそれも使いつつ)、実質無料に近い感じではあります。
さて、ダービーも終わり秋に向かってクラシック組はそれぞれ再スタートとなるわけですが、オグリキャップが菊花賞も出られないことは原作(史実)通り確定ということもあり、ここから古バとの対決に向かうわけですが、最初の大ボス的存在である「タマモクロス」の宝塚記念が今回は描かれました。
結果は言うまでもなく史実通りタマモクロスの圧勝で、7連勝達成となるのですが、相変わらず稲妻エフェクトが素晴らしくかっこいいですね。明らかにほかのメディアのウマ娘とは一線を画した絵柄で、わたくしも以前こんなツイートをしていましたが、
メディア違いの同一バです。ご確認ください。 #ウマ娘 #シンデレラグレイ pic.twitter.com/0BLQJbVQi6
— 馳走(はせ・はしる)a.k.a. ふじひろさん (@Chisou_fujihiro) January 6, 2021
久住先生も吹っ切れた様子で描いてくださっているので、
シンデレラグレイの作画担当に指名された時、当初はいかに公式に寄せるかとか、いかに可愛く描くかなど呻吟していたのですが
— 久住太陽@ウマ娘『シンデレラグレイ』単行本②巻2月19日発売! (@KUZUMI777) 2021年2月3日
リボンの武者とはねバド読んでから吹っ切れて
刃牙とヘルシング読みながら連載開始しました
大満足ですし、むしろこの絵柄でないとシンデレラグレイは満足できませんね。
さて、今回も細かすぎて伝わらないネタを拾っていきたいと思いますが、まずはテレビで宝塚記念を観戦するクラシック組の面々の中で、サクラチヨノオーの右ひざにまかれたサポーター。やはり、原作同様にダービー後に故障が発覚、となってしまったようです。原作ではこの後復帰こそすれど2戦していずれも2桁着順で引退となってしまい、「オグリキャップの物語」には全く絡んでこないのですが、ウマ娘ではどうなるのか、注目していきたいと思います。
そして、ディクタストライカちゃん。宝塚記念を観ながら「オレ達もいずれこんな奴等と戦わなきゃいけねえのか…クラシック以上に魔物の巣窟じゃねえか」などとつぶやいていますが、この2か月後、芝2000mの日本レコードを出しますね。秋にはマイルCSも制覇しますが、どのように描かれるでしょうか。
最後に今回初登場の「アキツテイオー」ちゃん。モデルになったはこの前年の秋の天皇賞を含めGⅠ3勝を挙げ、昭和末期の最強馬の1頭として知られたニッポーテイオーですな。日本の古い国の名称の一つ「秋津洲(あきつしま)」が名前の由来となっているようです。
そんな「アキツテイオー」ことニッポーテイオーですが、今回原作通りタマモクロスに完敗となりました。原作ではこれが現役最後のレースとなり、タマモクロスには負けたままで終わりますし、直接対決のないオグリキャップについても、このレースの前に勝った安田記念のタイムをオグリの勝ったニュージーランドトロフィーが上回る(これをきっかけにオグリの注目度がいよいよ全国区となり、このレースを生涯ベストに推すオグリファンも多い)など、芦毛のライバル2頭には大きく後れを取る印象を与えながら今回限りの出演となりそうですね。
ちなみに、ウマ娘がらみでいうとニッポーテイオーはハルウララのお父ちゃんでもあります。
いよいよそろった昭和最後の芦毛のライバル。次回以降はタマモクロスのこれまでも詳しく描かれることでしょう。個人的には3週間くらいがっつり使ってほしいくらいですが、次回も期待して待ちたいと思います。