馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

【一口馬主】2歳馬軍団2月近況。順調組とアクシデント組と。

 2021年も早くも1月が終わりまして2月でございます。一口馬主としては、月の始めは2歳馬(夏以降は1歳馬)の近況更新があるので、とても楽しみな時期でもあったりします。今月も順調組とそうでない組の差は大きく、そのうち1頭はあわや生命の危機といった大事件もあり…。

 

◆グローリアスデイズの19

 こちらは引き続き順調組筆頭の1頭ですね。馬体重は477㎏で前月比マイナス7キロですが、年明けのリフレッシュ以降は乗り込みの負荷を増やして現在は坂路ハロン15秒を難なくこなせるところまでは来ているようです。それに伴って、早くも移動を視野に入れた仕上げの段階に入りつつあるようで、ムダ肉を絞ったからこそのマイナス馬体重のようです。

 すでに育成担当コメントでも「早期移動を視野に」と言われており、このままいくと春先には移動してゲート試験を通せるのではないでしょうか。そうすると6~7月にはデビューできるので、このまま順調に進んでくれればと思います。

 

◆サンドミエシュの19

 育成担当コメントでも課題の方が目立っている一頭ですが、そのような中でもしっかりタイムは詰めてきていて、坂路16秒台まで進捗しています。ただ、前捌きの硬さは依然指摘されており、実際に動画を見てみても並走馬と比べるとだいぶぎこちなく映るのも確かです。

 また、ルーラーシップ産駒の若駒の特徴である腰高な体型も相変わらずで、馬体の成長にはまだ時間がかかる模様。それでも健康状態と前進気勢はしっかりとしているようなので、引き続き課題をどんどん洗い出していってもらえればと思います。

 

◆ウォークロニクルの19

 馬名候補が決まり、ただいま申請を進めているようなのですが、こちらについては決まり次第また記事にしたいと思います。調教の進捗は順調で、坂路もすでに14秒台に迫る時計を出しています。馬体重も20㎏近く増えて身が入ってきました。1歳時にやや薄く見えるものの明け2歳くらいから急激に成長するキズナ産駒らしい成長曲線を描いています。

 こちらについてもグローリアスデイズの19同様に早期移動が見えてきたようで、短いところでも走れそうなところからやはり夏競馬のうちにデビューができれば…といった感じでしょうか。そこから少しずつ距離を伸ばして、クラシックが見えるのかマイル路線で行くのか…みたいな皮算用ができたらいいなと思います。

 

◆ミスラゴの19

 年明けに右前脚に挫石を発症して約2週間ほどの休養を入れましたが既に乗り運動を再開して影響はほとんど残っていないようです。タイムも坂路15秒台まで詰めつつ、ブレのないフォームで登坂ができていることからしっかりと成長していることがうかがえます。ウォークロニクルの19同様、馬名候補が決まり申請中となっているようで、こちらも決まり次第また報告できればと思います。

 相変わらず社台ファームの期待値は高いようで、しきりに「出資者のみなさんも楽しみだと思いますが私たちも楽しみです」というコメントが出てきており、否が応にも期待が高まります。血統的に、現3歳のタイムトゥヘヴンくんのようにクラシック路線に乗れたらいいな、と思ってます。

 

◆スノーディザイア(スノースタイルの19)

 今年の2歳出資馬の中では一番早く競走馬名が決定したのですが、それどころではないアクシデントに見舞われ、記事にしている場合ではなかったのが正直なところです。

 1月15日に激しい疝痛を訴え、診断の結果腸ねん転を起こしていることがわかり即日開腹手術が行われました。草食動物の馬にとって腸の病気は即命にかかわるもので、これまでも多くの名馬が命を落としてきた病であるだけに最悪の事態も頭をよぎりましたが、何とか回復して、現在はウォーキングマシンに入れられるところまで回復したようです。

 とはいえ、まだまだ予断を許さない状況なのは間違いなく、まずは無事に競走馬を目指せるところまで戻ってくれることを願います。

 

 

 引き続き順調組とそうでない組の差の大きな2歳馬軍団ですが、何頭か早期デビューが見えてきたのは間違いなく好材料なので、楽しみはどんどん大きくなってきています。