馬也ホースレーシング

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【一口馬主】1歳馬たち12月の近況。期待も課題も大きい仔たちです。

 先週末まで毎週何かしらの出走があり、いずれも上々の着順を収めてくれましたが、続く1歳世代の近況も更新されています。来月からは明け2歳となるため、1歳としては最後の近況更新となります。

 

◆グローリアスデイズの19

 馬体重は488㎏で前月比マイナス3キロですが、馬体を持て余し気味ということで、ここから少し絞っていくようです。逆にいえば、現段階でそこまで負荷をかけられるところまで育成が進んでいるということでもあります。

 

 そのことを示すように、坂路調教のペースはハロン16秒台まで上がってきており、走りのリズムも上々なようです。10月末に一度リフレッシュを入れてからの再立ち上げですが、そこでも手がかかることなく、引き続き「優等生」という評価のようです。

 

◆サンドミエシュの19

 馬体重は492㎏で前月比マイナス1キロとほぼ変わらず。ただ、ここにきて脚捌きの硬さがついに悪い方向に出てしまったのか、左後ろ脚の蹄を痛めて乗り運動を中断しているようです。

 

 走りのバランスもまだまだのようで、育成には少し時間がかかってしまいそうです。ただ、こういうタイプの馬は焦って足元を壊してしまっては元も子もないので、この馬なりのペースで進めてもらうしかないと思います。現段階でよくないところがはっきりしている分、改善に時間がかけられるといい方向に考えるようにします。

 

◆ウォークロニクルの19

 坂路でハロン15秒台まで進んでいますが、前足の捌きの硬さを指摘されています。どうしても上に飛ぶような走りになってしまっているようで、今後はフォームの矯正に取り組むとのこと。そんな中でこの時期にこの時計ならば立派でしょう。

 

 そこでいったん馬体がしぼむかも…とのことですが、課題さえ克服できればその部分も元に戻る話だと思うのであまり気にしていません。ただ、気性はかなりキツそうなうまなので、フォーム共生の過程で手のつけられないような暴れん坊にならないことを願います。

 

◆ミスラゴの19

 坂路でハロン16秒台まで進捗して、手のかからないいい子だという評価をもらっています。動画で走りっぷりを見ていても、まったくふらつかずに坂路を上ってくるので、体幹は相当しっかりしているのではないかと思います。

 

 また、育成場である社台ファームでもこの世代の中でも期待の馬という評価をされているようで、その点でもこの先が楽しみです。

 

◆スノースタイルの19

 右ひじに傷みが出たようで、乗り運動は中止して、痛みが治まったタイミングから夜間放牧を行っているようです。馬体重は422㎏で前月から2キロ増。体が大きくなってくるのもこれからの馬のようなので、まずはのびのびと体を大きくすることに今は専念してもらいたいところです。

 

 それぞれに期待も課題もある1歳馬たちですが、デビューはどんなに早くてもまだ半年以上先のことなので、今はしっかりと毎日の調教を積み重ねていってほしいと願うばかりです。