チャンピオンズカップは馬券的にどうなのかしら。
先週のジャパンカップの余韻もまだ冷めない中ですが、今週もGⅠでございます。チャンピオンズカップも当代のダート戦線トップホースがほぼ欠けずに出てきたことで、なかなか興味深いメンバーとなりましたが…。
当日朝の段階で、やはりというかクリソベリルが単勝人気1倍台で抜け出て、2番人気のカフェファラオが6倍台となっています。
正直、この秋のGⅠの傾向を見ても、クリソベリル自身の戦績を見ても、この馬が馬券圏外になる理由は故障などのアクシデント以外に見当たらず…。軸はこの馬で仕方ないでしょう。
穴をねらうとしたら3連単の2着・3着付けくらいしかないのですがこれもかなりリスクが高そうです。
こういう時は、おそらく正面から負かしに行く馬が崩れてヒモ荒れ、というのが王道パターンで、直近ではデアリングタクトの秋華賞もそうでしたが、今回も展開的にクリソベリルとがっぷり四つにならなさそうな馬を相手に選んでいきたいと思います。
・タイムフライヤー
もともと芝のGⅠ馬ですが、夏の北海道で連勝してダート重賞も制覇。前走武蔵野Sは5着に敗れたものの、ワンターンよりコーナー4つ向きの馬。器用に立ち回れば馬券圏内がありそう。
・エアアルマス
同コースの東海Sを制覇。前走久々のみやこSこそ4着ながら、叩いて変わり身のある馬なので、休み明け2戦目となるここで一変してもおかしくない。
・クリンチャー
前走みやこｓで待望のダート重賞初制覇。それ以前も戦績は安定しており、ここ最近ではすっかり「相手なりに走る」馬に。強い馬が一頭いるレースでは馬券的に重宝するタイプなので外せないでしょう。
・サンライズノヴァ
引き続き今年も安定した戦績でダート界のトップを担っていますが、同厩のクリソベリルとは脚質が真逆で、仮にクリソベリルが強い競馬を見せてもそのために大崩れするということはなさそう。
・アナザートゥルース
サバイバル戦はメンバー中最も得意としており、クリソベリルに有力馬がことごとく打ち負かされたときに残りそうな馬、というと今回はこの馬なのではないかな、と。
・モズアスコット
展開に左右されそうなところが大きいのと、往年の勢いが感じられず今回がラストランとなることから人気になっていませんが、それにしても人気を落としすぎで、オッズの盲点になっているように思います。根拠的にはやや薄いですが、危険視して押さえたいです。
＜買い目＞
三連複軸1頭流し
⑮-①④⑤⑧⑩⑫
計15点
