馬也ホースレーシング

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【一口馬主】ロコポルティくん2戦目は5着。もしかしたら臆病な仔なのかもしれん…。

 11/28阪神1Rの未勝利ダート1800m戦に出走し、1番人気となっていたロコポルティくんですが、結果は案外の5着。このまま続戦はできそうですが、課題っぽいところも見えてきたり…。

 

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 スタートを無事に出たロコポルティくんですが、今回は先頭に立たず、やや内側にいたフランスゴデイナ(結果的にこのレースの勝ち馬)が3/4馬身ほど前に出て2番手に控える展開に。

 

 最初の1000mを63秒台で通過して、4コーナーから徐々に進出を始めようとしたところに外からかぶせてきたエマージングロールにひるんでリズムを崩してしまい、直線では伸び切れず、坂の上ではやや足が上がったような形になって最終的には5着でのフィニッシュとなりました。

 

 レース後の西園正都調教師のコメントにもありましたが、まず敗因の一つ目としては距離がやや長いかもしれない、ということ。

 

 前回も1800m戦に出ていますが、実質走ったのは1400mくらいで(内ラチに突っ込んで落馬競走中止となったため)、その段階では適距離がわかりませんでしたが、今回改めてもう少し短い方がいいのではないかということがわかりました。

 

 また、もう一つ気になる課題は「この馬自体がかなり臆病かもしれない」ということ。前走の落馬もダートコースの足あとに驚いたように飛び退っていますし、今回も4コーナーで後続馬が外から来たところでひるんでいます。

 

 また、先頭に立ってそのまま押し切ったフランスゴデイナの福永騎手にしても、おそらくパドックや返し馬でロコポルティくんが臆病な馬だということを読み切っていたのでしょう。先頭に立った後も差をつけずに、常にロコポルティくんの視界の片隅に馬体が入る位置で道中を進めました。

 

 2着エマージングロールの鞍上岩田騎手も、おそらく同様にロコポルティくんの臆病なところを見抜いていたのでしょう。だからこそ、4コーナーで吹っ掛けてきたのだと思います。ベテランジョッキー2人のファインプレーにやられてしまった感じですね。

 

 こうなってしまうと、今回ロコポルティくんに乗ってくれた富田暁騎手では、申し訳ないですが対処不可能だったのでしょう。騎乗そのものにミスはありませんでしたが、もろもろのインサイドワークを含めて完敗だったと思います。

 

 5着で優先出走も取っているので、次走は近々で続戦と思われますが、「距離の短縮」「騎手の検討」「ブリンカーなど馬具による臆病さへの対処」の3点は必須なのではないかと思います。

 

 ともあれ、今回は無事に完走できたことをまずは喜びたいと思います。