【ウマ娘】シンデレラグレイ17R 中央篇スタート。新ウマ娘大量投入ヤッター。
全開で無事にカサマツ篇が大団円を迎え、今週からは舞台をトゥインクルシリーズに移しての第二章スタートとなる『シンデレラグレイ』
今回もヤンジャンアプリで無料で読むことができますので、読んだら本誌を買ってアンケートを出してください。
まず、トゥインクルシリーズでのトレーナーはどうなるんじゃい問題ですが、これは特に引っ張らずろっぺいさんこと六平トレーナーがオグリを担当することになりました。キタハラジョーンズが中央に来るまで、ということなので、物語中のどこかでコンビ復活となるのでしょう。おそらく、安田記念かラストの有馬記念になるのではないかと思います。
そして今回のハイライトはなんといっても、新ウマ娘の大量投入でしょう。出てきた順番に紹介すると、まずはどうやらサッカーボーイっぽいけれど、馬名が9文字規制に引っかかってしまっているディクタストライカちゃん。ディクタスアイを思わせる三白眼が特徴的ですな。
原作(史実)のサッカーボーイは、マイルCS制覇のほか、函館記念で当時の芝2000mの日本レコードをたたき出すなど快速馬として知られましたが、種牡馬としてはナリタトップロードとヒシミラクルの2頭の菊花賞馬を輩出しました。
現役時代の成績からは想像しがたいスタミナの遺伝ですが、元々スタミナ自体は豊富だけれども激しすぎる気性と前進気勢が過剰すぎて距離が持たなかったタイプだったのでしょう。母父としてキタサンブラックを出したサクラバクシンオーと同様ですね。
そして、この世代のクラシック戦線をにぎわせたサクラチヨノオー・メジロアルダンが実名で登場。ダービー馬であるサクラチヨノオーは、オグリキャップ不参加のダービーの勝ち馬ということで、後世に至るまで高い評価を得られなかった馬ですが、本作ではどのように描かれるでしょうか。あえてメジロアルダンとの死闘をエネルギー量をかけて描いて、それによってオグリキャップのすごさを引き立てるのもアリだと思います。
個人的に一番新規投入がうれしかったのがヤエノムテキですね。こちらも実名での登場となりました。オグリキャップとは毎日杯で初対戦、この時は片手でひねられるのですが(そして、次走で皐月賞制覇)、原作ではオグリキャップとの対戦回数はこの馬が最多、引退レースもオグリキャップと同じく90年の有馬記念という、オグリとの関係性はかなり深い一頭です。
作中では無口で無表情なキャラクターでオグリキャップに左手を差し出し握手をしていましたが、これは原作のヤエノムテキのGⅠ制覇が左回りの東京競馬場にのみ集中していたことを(皐月賞についても、ヤエノムテキが制した88年は中山競馬場改修の関係で東京競馬場で施行)「不器用なサウスポー」として表現しているのではないでしょうか。
最後に登場したのがブラッキーエール。これは架空名ですが、モデルはオグリキャップの中央初戦ペガサスS(現・アーリントンC)で対戦したラガーブラックで間違いないと思います。
本馬はオグリキャップとの対戦を前にすでに5勝を挙げていましたが、結局その後は引退まで勝てずじまいでした。父は当時最速マイラーとして鳴らしたニホンピロウイナーと同じスティールハート。相当期待されていた馬だと思いますが、それだけにそんな馬を一蹴したオグリキャップはまさに「噂にたがわぬ強さ」だったといえるでしょう。
バンブーメモリーもモブの中にそれっぽい姿が見えましたが、ここについては原作でペガサスS同日に出走&勝利の記録があるので、そこに併せて改めての登場となるのではないでしょうか。
そのほかの注目は、カサマツの3バカと入れ替わるように登場した3ヲタでしょうかね(笑)。ちなみに、実際の笠松競馬場のダートは愛知県産の珪砂だそうです。
今週の #ウマ娘 #シンデレラグレイ に「カサマツの砂は木曽川の砂か?」というネタが出てきましたが、本物の #笠松競馬場 の砂は 珪砂(けいさ)という硝子の原料で、愛知県から搬入しています。
— 古田聖人 (@olbmIGJinZZRuNm) 2020年10月22日
「滑りにくい」「競争に勝つ」という点から小瓶に摘めて受験の御守りにして売り出そうか模索中。 pic.twitter.com/GmmfntOjhd