馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

海外競馬シミュレーションゲーム「ライバル・スター・ホースレーシング」に手を出してみた。

 この間パソコンを新調しまして、エントリーグレードながらゲーミングノートにしたんですが、そしたらパソコンのゲーム配信サイト「steam」で使えるポイントを5000円分もらいまして。それで購入したのがこちら。

f:id:chisounin:20201014200555j:plain

 

 PIKPOKというメーカーからリリースされている「ライバル・スター・ホースレーシング」という競馬シミュレーションゲーム。お値段税込み4,199円也。ごらんの通り日本語にも対応しています。

 

 どうやら、オーストラリアの競馬をモチーフにしているようで(ゲームを進めると東京競馬場っぽいコースも出てくるようですが)、馬を買って育てて騎乗してレースに出て、牧場を切り盛りしていく、というのを全部自分がやります。ウイニングポストとGⅠ ジョッキーとホースブレイカーを足して5くらいで割ったような感じですな。

 

 画的な雰囲気としては、プリンスオブペンザンスで女性騎手として初めてメルボルンカップを制したミシェル・ペインの自伝的映画『ライド・ライク・ア・ガール』みたいな空気感で、そんなところからもそこはかとなくオーストラリアテイストを感じます。

f:id:chisounin:20201014200751j:plain

 

 ストーリーとしては、亡くなった祖父から牧場を受け継いで再建していくというもののようで、こういうゲームあるあるですが、例によっていけ好かないライバルが登場したりします(ウイニングポストでいえば鳳さん的ポジションみたいな)。

 

f:id:chisounin:20201014200949j:plain

f:id:chisounin:20201014201005j:plain

f:id:chisounin:20201014201100j:plain

f:id:chisounin:20201014201111j:plain

なんか牧場長が古谷一行みたいで味がありますな。

 

f:id:chisounin:20201014201211j:plain

 

 ゲームが始まったら、自プレイヤーとなる騎手(兼馬主兼牧場オーナー)を作成します。こちらは細かなカスタマイズはできず、すでにあるデザインから選んで作成、となります。この辺はやはり日本のウイニングポストのようなゲームの方がいろいろと細かくできますね。また、作ったデータはゲーム開始後いつでも変更ができます。

 

f:id:chisounin:20201014201348j:plain

f:id:chisounin:20201014201357j:plain

 

 自プレイヤーのエディットが終わったらさっそく市場で馬を買いつけて、レースに出走します。レース中の視点はGⅠジョッキーやギャロップレーサー同様ですね。

 

f:id:chisounin:20201014201409j:plain

 

 レース中の操作は、スタート時にゲートを出るタイミングをスペースキーで合わせるほかは、キーボードの【A】で左、【D】で右に進路を取りつつ、スペースキーでプッシュ、【S】で手綱を引いて位置取りを調整しながら進めるとてもシンプルなもの(このほかに【Q】で後方確認)。

 

 最後の直線での仕掛けもスペースキーでプッシュして行うことになりますが、ムチはありません。この辺は、おそらく海外ではムチで馬を叩くアクションがゲーム的にはNGになったりするような事情もあったりするのでしょう。日本との違いが如実に表れていてとても面白いポイントです。

 

 レースでは自分で騎乗するほかに、騎乗料を払ってCPUの騎手に乗ってもらうことも可能です。そうするとレースをスキップすることができるので、育成にかかる時間を短縮することが可能です(もちろん、第三者視点でレース観戦も可能)。

 

 なお、レース中は英語で実況音声が流れます。グリーンチャンネルで『All in line』などを観ていたりすると、意外と聞き取れて面白いです。

f:id:chisounin:20201014201722j:plain

f:id:chisounin:20201014201735j:plain

 

 レースに勝つと賞金とアイテムが手に入るので、それらを使って調教を施して馬のレベルアップを図ったり、馬具を購入したり、新しい馬を買ったりしながら牧場の規模を広げていきます。ストーリー進行上、レベルに合わせた目標が次々に課されるので、それをクリアしていくとドラマも展開されていく…という流れになっています。

 

f:id:chisounin:20201014201748j:plain

 

 また、とてもオーストラリア的だなあ、と思ったのが、自分が騎乗する馬の馬券を買うことができるということ。券種は1着払い、2着払い、3着払いの3つで、馬券が買えるのは自分の馬のみとなりますが、これによって資金を増やすことも可能です。

 

f:id:chisounin:20201014202105j:plain

 

 そのほか、資金は牧場施設使用料という形で一定時間ごとに集金が可能になっており、ゲームのシステムとしてはいわゆるブラウザゲームに近い形となります(だから「デスクトップエディション」というサブタイトルがついてるのでしょう)。

 

 操作がシンプルで、それなりにやりこみ要素もあり、グラフィックもそこそこ悪くないクオリティなので、結構尾を引くように楽しめるのでおすすめです。

 

 自分の馬を交配して新しい馬を生産することも可能ですが、血統については100%架空のものとなります(なんなら、産駒出産後もレースに出走可能です)。まあ、出てくる馬の毛色を見てもどうやらサラブレッドではないっぽいし、その辺は「細けえこたあいいんだよ!」の精神が大事なような気がします。

 

 逆に、かっちりサラブレッドのシミュレーションじゃないので肩ひじ張らずに遊べるという部分もあるので、この辺のおおらかさは競馬シミュレーションに限らずあらゆる国産ゲームにも見習ってほしいと思ったりしてます。

 

f:id:chisounin:20201014202359j:plain

f:id:chisounin:20201014202411j:plain

f:id:chisounin:20201014202426j:plain

f:id:chisounin:20201014202451j:plain

 

 なお、本ゲームはsteamにて購入、ダウンロードできます。

store.steampowered.com

動作環境は以下の通りとなります。

 

【最低環境】
OS: Windows 7 (SP1+)/10 64bit
プロセッサー: Core i5 Processor
メモリー: 4 GB RAM
グラフィック: Intel HD 4000
DirectX: Version 11
ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
ストレージ: 3 GB

【推奨環境】
OS: Windows 10 64bit
プロセッサー: Core i5 Processor
メモリー: 8 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 1060 or AMD Radeon RX 480 with 3GB VRAM
DirectX: Version 12
ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
ストレージ: 3 GB