馬也ホースレーシング

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【ウマ娘】シンデレラグレイ13R まだカサマツなのにこのクソデカ感情のぶつけ合い&アニメ二期決定。

 もはや三バカだけが癒しとなってしまった。大変おつらい…。

 

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 いよいよオグリキャップのゴールドジュニアですが、当のオグリもキタハラジョーンズもそれぞれ心は千々に乱れ…。という状況は先週と変わらず。

 

 ワタクシの予想としては先週の段階ではタマモクロスの金杯が何かしら影響を与えるのではないかと思っていましたが特にそこはからまず。あくまでもカサマツの登場人物に笠松の当時の人間模様を混ぜ込みつつソリッドな展開を志向するようです。

 

 今週の最大のインパクトはやはりなんといってもフジマサマーチちゃんのガチビンタではないでしょうか。そのあとに続く「バカに…しやがって…」というセリフと涙が胸に突き刺さります。

 

 このセリフもまた、5Rのノルンエースのセリフ同様に、当時の笠松の関係者のある種の無念を代弁するもののように思えます。史実から30年以上経過した今でこそ、大団円の美談として語られがちなオグリキャップのストーリーですが、実際には人にも馬にも過酷な運命がそこにはありました。

 

 そういった中で、当時確実にあったであろう、そして、オグリキャップの物語が大段を迎えて「しまった」がゆえに歴史の陰に消えていった感情は、間違いなくあるはずで、競馬の歴史に対して真摯であればあるほどそこは無視の出来ないところです。

  

 例えば、オグリキャップの笠松時代の調教師であった鷲見昌勇調教師の奥様は、二代目オーナーとなる佐橋五十雄氏が鷲見師の自宅にあいさつに訪れた際は、ずっと涙を流していたそうです。こういった歴史も、オグリキャップは背負っているのです。

 

 こういったところにしっかりと向き合うホースマンシップがあるからこそ、「ウマ娘」をワタクシは応援せずにはいられません。

 

 そして、そんなフジマサマーチに対してのオグリキャップの言葉が「だったら私に勝て」ですよ。いったいどこの熱血バトル漫画だよ、っていう熱量です。これで一気に両社の闘志に火がついていよいよ開戦です。クソデカ感情バチバチのバトルに期待しましょう。

 

 しかし、カサマツ編でこれだと、タマモクロスとの三番勝負やスーパークリーク・イナリワンとの激闘、ラストランの有馬記念はどうなっちゃうんでしょうね。漫画的表現の限界への挑戦という意味でも非常に気になるところです。

 

 そしてなんと、シンデレラグレイとは別のところでも大きな動きがあり、TVアニメ「プリティーダービー」の第2期放送が決定したとのこと。

anime-umamusume.jp

 

 今回の主人公はトウカイテイオーになるようです。1期の主人公スペシャルウィーク、「シンデレラグレイ」の主人公オグリキャップに並ぶ少年漫画の主人公的原作(史実)を持つウマ娘のストーリーなので、こちらも熱量の高い展開が期待できそうです。

 

 キービジュアルは、メジロマックイーンとの唯一の直接対決となった1992年の春の天皇賞でしょうか。岡部騎手がトウカイテイオーのことを「地の果てまで走っていきそうだ」と豪語すると、返す刀でメジロマックイーンの武豊騎手が「こっちは天まで駆けていきそうです。」とやり返した、平成初期の名勝負の一つですね。

 

 このほかにも364日ぶりの復活勝利となった1993年の有馬記念(1期OPサビ部分のカットでも描かれていますね)や、親子二代で日本総大将の大役を果たした1992年のジャパンカップなど、ドラマチックなレースが目白押しなので、これらがどう描かれるかを予想するのも楽しそうです。

 

 各種展開が目白押しの「ウマ娘」。引き続き追いかけていきたいと思います。