【ウマ娘】シンデレラグレイ9R ジュニアクラウン決着。カサマツ編クライマックスへ向けて複数のフラグが…。
お盆の合併号で、中1週が2回続いた「ウマ娘 シンデレラグレイ」ですが、ようやく最新話(9R)が更新となり、物語もカサマツ編のクライマックスに向けて色々なフラグが立ち始めました。
まず、今回の注目ポイントは何といっても
ロリマサマーチちゃん
でしょう(笑)。
本日発売のヤングジャンプ38号にて
— 久住太陽 (@KUZUMI777) August 20, 2020
第9話載ってますhttps://t.co/bKbbpze5ID #ヤンジャン #ウマ娘
ジュニアクラウン決着!
因縁の芦毛対決!
勝負の行方や如何に!?
そして某ゲーム機は少しナウすぎるかと思ったら後輩に「小学生の頃遊んでました」と言われた僕のメンタルも如何に!? pic.twitter.com/sHugjxHRA3
ロリ3バカもひとコマ出ていましたが、これはこれでよかったですね。現在の3バカはといえば、すっかりオグリキャップの味方になってウイニングライブのダンスの指導と本番中のディレクションを行っているようで、かつての敵が味方になる少年漫画の王道的展開が素晴らしいですね。
さて、ジュニアクラウンですが、史実とは展開が異なったもののオグリキャップが二の脚を繰り出して1着となりました。そして、レース後オグリキャップとフジマサマーチは「東海ダービーで戦おう」と約束をしますが、アカン、それ、フラグやで…。
レース後、キタハラジョーンズの口からは次走は中京レース場での中京盃に出ることが明らかになりましたが、アカン、これもフラグや…。
オグリキャップのキャラソン「unbleakable」のサビの歌詞
あなたとの約束 私の決心を
裏切ることはしたくないから
が、胸に刺さりますな…。
史実における中京盃は、中京競馬場の芝1200mで行われたレースで、当時は中京競馬場のほかにも、馬場の傷みを嫌ってダートコースのみでの開催でしたが、新潟競馬場、札幌競馬場でも地方競馬の開催がありました。
その後、新潟競馬場は線形変更を伴う改修があり、現在は新潟県競馬(廃止済み)がかつて開催されていた痕跡は残っていません(訂正!2001年の線形変更後も新潟県競馬は開催されていて、今も県競馬用のシュートが残ってました。)が、中京競馬場にはJRAの開催では使われていない、ダートコース2コーナー内側のシュートがまだ残っています。
なぜ中京競馬場は東海公営の地方競馬でも芝コースが使えていたのかというと、中京競馬場はJRAのレースが行われる全10競馬場のうち唯一JRAの所有ではなく、「名古屋競馬株式会社」が管理・運営をしていたためで、それゆえ芝コースを保護したいJRAの意向を挟むことなく芝のレースが行われていたのです。
ちなみにこの「名古屋競馬株式会社」はJRAの馬主資格を保有しており、直近では中京記念を最低人気で勝利したメイケイダイハードが代表的な所有馬です。冠号のメイケイは、「名競」の音読みです。
そんな背景で芝コースで施行されていた中京盃ですが、このレースでの圧勝ぶりがオグリキャップのJRA移籍の決定的な引き金となったことは歴史が示す通りです。果たして、このレースを通じてウマ娘のオグリキャップがどのようにしてトゥインクルシリーズ(中央)への移籍へと向かって行くのか、その展開が楽しみです。
なお、ジュニアクラウンを観たタマモクロスがどうやらここから覚醒しそうなのも楽しみの一つですね。(「原作」では、この後翌年の天皇賞・秋でオグリキャップを降すまで8連勝)