馬也ホースレーシング

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【一口馬主】スターズプレミアくん今回も勝ち切れずの3着。ただ、課題の解像度は上がってきた。

 距離も短縮して、騎手も川田将雅騎手に手が戻り、今回こそは勝ちあがれるかと思ったスターズプレミアくんですが勝ち切れずの3着。外的要因も少なからずありつつ、課題の解像度が上がってきたのは収穫です。

 

◆スターズプレミアくん

6/20 阪神4R 3歳未勝利【3着】

 今回もスムーズにゲートを出て、好位4~5番手につけての道中。3コーナー過ぎから少しずつペースを上げて4コーナーでは外目から先団に取りつくスムーズなレース運び。ここまではいつもできているんです。今回はどうかな、ということで直線での戦いぶりを注視していましたが、上がり3Fのタイムは全体の3位タイなのですが、前の2頭と同じような脚色になってしまって3着での流れ込みとなりました。

 

 レース後、川田騎手が詳細なフィードバックを出してくれました。大きなポイントとしては「スタート後、馬が抑えられると思っていたようで促していったら戸惑っていた」「坂があまりよくなさそう」という2点で、これに加えてあまり得意とはしていない稍重馬場(今回で3戦連続)が堪えた、さらには上位2頭がともにスクリーンヒーロー産駒ということで血統的な適性も味方しなかったのが今回の敗因なのでしょう。

 

 この後のダメージチェックの結果によりますが、獲得した優先出走権を使って4週以内に続戦させるか、背腰の疲れがたまるのを考慮して一度放牧に出して8月末のラストチャンスにかけるか、ということになってくると思いますが次で決めるためには、

 

  • 距離は1400m
  • 良馬場で出来ること
  • スタートで出していっても戸惑わないよう調教
  • レースでは前目につけて、まくってきた馬に合わせて仕掛け

 

このあたりを重点的に対処したうえで、川田騎手を確保できそうな番組を探すしかないですね。そうすると、8月の開催で1400m戦があるのは新潟開催のみ、近い条件で札幌で1500m戦がありますが川田騎手は例年8月は小倉での騎乗のため1400m戦のある阪神開催のうちにもう一回使った方がいいように思います。川田騎手も今回使ったことでの変わり身に期待をしてくれているようです。

 

 ダートについては、母父がウッドマンなので走れないこともないと思いますが、JRAの未勝利戦がなくなった後も地方転厩で現役を続行させるのであれば、転厩後に試してみれば(というか、岩手以外が移籍先の場合出られるレースは強制的にダートのみ)いいのではないかと思います。